【LA でカフェ巡り】ローカル感溢れるウェストアダムス地区のカフェ&ロースター「Alibi Coffee Co」

LAダウンタウンから真西にある「ウェスタン・アダムス地区」。歴史が古く昔ながらの建築物が多くある地区にはじめて登場したロースターカフェ「アリバイ・コーヒー」。今回はこちらの店舗をご紹介します。

アリバイコーヒーの場所とアクセス方法

アリバイコーヒーは、LAを南北に繋ぐ「ウェスタン大通り」と南LAを東西に繋ぐ「ピコ・ユニオン通り」のほぼ交差点近くにあります。ピコ・ユニオン通り沿いにある店舗は、車でのアクセスが便利。

ウェスタン・アダム地区は交通量が多い上に通りの間隔が広く、徒歩での移動にはあまり向きません。カフェには専用駐車場も設備されているため、車を使用するかシェアライドでのアクセスをおすすめします。

カフェの外観

昔からの建物を改築して作られたカフェ、グレイの外観は至ってシンプルです。アリバイコーヒーの文字が白字のフォントで記されているだけで、店頭に目印などはありません。建物の左手に専用駐車場があり、ここに駐車が可能であるほか、手前にタープと豆電球が吊られたパティオ席が併設されています。カリフォルニアの太陽を感じながら、お茶をしたい方はこちらの使用がおすすめです。

店内の様子と雰囲気

ピコ・ユニオン通りから入った店内の様子。店内はそれほど広くなく、こじんまりとした作りです。右手にコーヒーステーションとカウンター、左奥にロースターが設置されています。カウンター上には、ペーストリーの入ったショーケースが置かれています。

まず目を惹くのが、骨組みが剥き出しとなった天井に吊るされる大きなシャンデリア。クリスタルが無数にぶら下がる重厚な見た目が店内のアクセントになっています。内装に使われる素材は全て、廃材を再利用したもので、LA近郊から集められたものだそう。このシャンデリアも、取り壊しが決まった建物から引き取ったとのこと。

天井に取り付けられているのが、木材フレームのスカイライト。木製の骨組みを活かした、なんともダイナミックなデザインです。

スモールバッチ・ロースター

カフェの一番奥に置かれているのが、小さなロースター。その奥の棚にコーヒー生豆が無造作に置かれています。ここで使われているロースターとエスプレッソマシーンも、中古を引き取って使っているとのこと。あらゆる箇所において、再利用にこだわりを感じます。

こちらのカフェも例に漏れず、コーヒー園と直接関係を築き取引を行うフォースウェーブスタイルが取り入れられています。こじんまりとした小規模ながらも、10種類ほどのシングルオリジン豆を販売しています。

カプチーノの感想

Cappuccino (USD4.25)

今回オーダーしたカプチーノ。お値段はややお高めのUSD4.25。白い8ozの紙コップに、アリバイコーヒーのスタンプが施されています。ラテアートはなく、ミルクフォームも弱め。ほんのりを焦げを感じるアロマと特有の苦味を感じます。クオリティーはまぁ可もなく不可もなしと言った感想。サンフランシスコのスペシャリティーカフェのような丁寧さとはまた違う、ちょっと大雑把な本来のアメリカのカフェのような味わいです、

最後に

ローカルが集う南LAのカフェ&ロースター「アリバイ・コーヒー」。カフェ奥の小さなロースターで焙煎をおこなっているだけあり、新鮮な焙煎豆のコーヒーを味わえます。こじんまりとした秘密基地のような雰囲気は、サンフランシスコとはまた違ったカフェ体験を楽しめます♪

店舗情報

  • Alibi Coffee Co.
  • 住所:2268 Venice Blvd., Los Angeles, CA 90006
  • 営業時間:7AM-4PM
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