【サンフランシスコ郊外グルメ】ハーフムーンベイの絶品サンドイッチ店!「Dad’s Luncheonette」

サンフランシスコから太平洋の海岸沿いを南に45分ほど南下した先にある景観の良いビーチタウン「ハーフムーンベイ」。このハイウェイ1号線沿いにあるダッズ・ランチャネットでは、新鮮なカリフォルニア料理をいただけます。

SF南に位置するビーチタウン「ハーフムーンベイ」

サンフランシスコの南、カリフォルニア州沿岸にある「ハーフムーンベイ」、湾沿いにハーフムーンベイ・ステートビーチをはじめとするビーチが連なる景観の良い小さなビーチタウンです。家族経営の農園、少量生産のクラフトビール醸造所、静かな田舎道などが魅力とされ、サンフランシスコやサンノゼの都心から週末に訪れるのにぴったりの距離としても人気です。

ダッズ・ランチャネットの外観

ハイウェイ1号線沿いにあるランチャネット、歴史ある列車のカブースを改装した建物で、店名とイラストが施された見た目が目印となります。カリフォルニアを中心としたアメリカのロードサイド・クラシックな外観は、ポップで斬新なのにどこかレトロ。存在感が引き立ちます。

オーダーカウンターがある小さな建物は、ガラス張りとなっており、列車の中にあるキッチンにつながる仕組みになっています。建物は半屋外で、ほぼ雨風を防げるオーダースポットのような役割です。

店内の様子

カウンターのある店内はこのような感じ。10人も入ればギチギチになるほどのスペースは、窓のまわりにカウンターと椅子が置かれています。店内はこじんまりとしており、これといった装飾や内装は施されておらず、ミニマルで素朴な雰囲気です。

メニューとオーダーしたもの

カウンター前に置かれているメニューボードはこのような感じ。メニューはメインのサンドイッチが2種類と、サイドが5種類と非常にシンプルです。どれもこの地域の沿岸農家から仕入れた新鮮な食材が使われており、キッチンで1から手作りされています。サンフランシスコのミシュランの3つ星レストランBenuSaisonでシェフを勤めたスコット・クラークが考案するメニューは、センスが光るものばかり。

Maitake Sandwich (USD15), Mac & Cheese (USD7), Soup (USD8)

今回オーダーしたのがこの3種類。左から舞茸サンドイッチ、マカロニ&チーズ、人参カレースープになります。スープやサラダなどは、その季節に仕入れる食材によって変わります。

まずはサイドの人参カレースープ。人参の甘さが全面に出た優しい味です。カレーのスパイスはほんのりとした程度でクセがなく、身体に染みるおいしさ。マック&チーズはトッピングの煎ったカリカリのお米がアクセントになっており、チーズのバランスが絶妙。脂っこさがなく計算された味わいで、万人受けする味わいです。

2023年のトレンド食材と言われる舞茸をいち早く取り入れたマッシュルームサンドイッチ。舞茸の肉厚な食感と地元農家の放し飼い卵が使われた濃厚な半熟黄身、柔らかめのパンのバランスが絶妙です。こちらも、食材そのものの味を味わえるように、ソースとチーズの量が主張しすぎない量で、新鮮なレタスとピクルスの酸味がアクセントになっています。アメリカで舞茸を使ったサンドイッチを食べたのは初めてですが、重すぎずあっさりといただけ、今まで食べたベジタリアンサンドイッチの中でも上位を占める美味しさです!

最後に

この地域に何が一番合うか、地元で手に入る食材は何か、カブースでは調理に限界があることなどから、このコンセプトにたどり着いたというランチョネット、パンひとつを取っても、通常のバンズでは他の材料に味が負けてしまうという理由から地元ベーカリーの食パンが使われています。元ファインダイニングシェフならではの食材のこだわりとバランスの取れた味わい、ぜひ食べてみてください♪

店舗情報

  • Dad’s Luncheonette
  • 住所:225 Cabrillo Highway South at, Kelly Ave, Half Moon Bay, CA 94019
  • 営業時間:11AM-4PM (月火水定休)

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