ニューヨークに2021年夏に登場したばかりの新たな公園「リトル・アイランド」。マンハッタンの憩いのスポット「ハイライン」の真横にあるこちらの公園をご紹介します♪
リトル・アイランドの場所
ニューヨークの新観光名所「リトルアイランド」は、マンハッタンの西側を流れるハドソン川に作られた人工島の公園です。2021年5月20日にオープンしたばかりの話題の新名所で、ハドソン川沿いを続くボードウォークから、2箇所の桟橋を渡って公園にアクセスできます。12丁目もしくは14丁目を使って最西端まで歩くと、ボードウォークに到達しますよ。
14丁目と12丁目の2箇所に出入り口があり、この看板が目印です。
リトル・アイランドの外観
まずは14丁目の最西端にあるボードウォークから見た公園の様子。土台に使われているコンクリートが、非常に印象的です。
ハイヒールのようにも見えるコンクリート製の土台は、まるで川に浮かんでいるかのよう。もともとこの場所に置かれていたピロティの上に、132本ものチューリップと呼ばれるコンクリート製の土台を組み合わせて島が形成されています。
公園内の様子
14丁目から続く桟橋の様子。まずはここを川の方向に向かって歩き、公園内にアクセスします。
公園中に入ると、まず見えて来るのが中央広場です。複数あるタープの下にはテーブルと椅子が設置され、周りに屋台が置かれています。この屋台から食べ物を買ったり、テイクアウトしたご飯を持参するとここでピクニックを楽しめます。入ってすぐの場所にあるので、待合いスポットとしての利用にも便利です。
この広場を過ぎて右手の方に進むと、緩い傾斜のスロープが続く見晴らしの良い遊歩道があります。
公園内には350種類もの植物が植えられており、川からの眺めだけではなく遊歩道の周りに植えられたいろんな植物を鑑賞できますよ。
遊歩道の先にあるのが、687もの観覧席を持つ屋外円形シアター。ここでは常時、市が主催する無料イベントが行われています。潮風に吹かれながら、コンサートやイベントも楽しめますよ。
シアターを過ぎて先に進むと、マンハッタンのビル群を左手に見ながら緩いスロープが続きます。
114の木々と6万6千個の球根が植えられた敷地内は、緑がいっぱい。まさに癒され空間です!
遊歩道の先、公園の南西端にあるのが公園のハイライトとも言える展望台。ここはダウンタウンのビル群と、ハドソン川をはさんだ先にあるジャージーシティの両方の景色が楽しめる絶景スポット。
この景色を背景に記念写真を撮ると、まさにニューヨーク旅行の思い出のスナップにぴったりです。
展望台を降りると、12丁目に繋がるエントランスが目の前にあり、その手前に小さめの広場が作られています。
なだらかな形状の芝生は、ゆっくりとピクニックを楽しみたい人にもぴったり。
12丁目に続く桟橋へは、チューリップを下を潜るという、まさにこの公園ならではの斬新なデザインが採用されています。
公共の公園とは思えないおしゃれな空間は、映える写真を撮りたい方にもぴったり。 ここでは市が主催するアートプロジェクトや公演、ダンスフェスティバルなどさまざまな催しものも行われています。イベントによっては非常に混む場合もあるので、先に公式サイトをチェックして向かいましょう。
最後に
マンハッタンの新観光名所「リトルアイランド」の様子をレポートしました。公共の公園なので入場は無料ですが、人混みを避けるために午後は入場の予約が必要です。午前中の間に訪れるか、こちらのサイトにアクセスし予約を行ってください♪
スポット情報
- Little Island
- 住所:Pier 55 at Hudson River Park Hudson River Greenway, NY 10014
- 開園時間:6AM-1AM