2021年3月、サンフランシスコ市内でPCR検査を受けるとこんな感じ!

2021年3月、新型コロナの感染拡大に落ち着きはじめたカリフォルニア州。現在は、ワクチン接種が急ピッチで進められている状態です。そんな中、筆者がはじめてCOVIDのPCR検査を受けたのでどのような感じなのがレポートします。

予約はウェブサイトから

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Photo by Meru Bi on Pexels.com

PCR検査はいろんな機関が行っていますが、筆者が選んだのが検査場が自宅から徒歩圏内にありアクセスに便利な「City Health Urgent Care」という機関

まずこちらのサイトにアクセスし、検査を行いたい日にちと時間帯を設定後、予約を行います。Molecular PCRの場合、検査自体は無料(ただし保険に加入しているか、アメリカ国民である条件有り)ですが、ハワイ行きの陰性証明を発行してもらう場合は別途USD20が必要です。

証明書が必要な場合は予約を完了する際にクレジットカードで支払いを済ませる形となります。

当日の様子

ここからは当日の流れをご紹介します。まず指定された時間に指定された場所に向かいます。サンフランシスコ市内の場合は4丁目にある路地ジェシー通り(300 Jesse street)を目指します

路地の入り口に係員が常駐しておりここで「検査を受けに来た」と伝えると、通りを奥に進み左に曲がるように指示されます。

テント①:受付け

左に曲がると小さな路地があり、ここで検査が行われています。路地に沿って左側にテントが3箇所設置されており、順にレジストレーション→問診→検査という流れになります。

まずは最初のテントで受付を済ませます。係員にIDと保険証を掲示したあと、予め予約を行った際に記入した情報の確認が行われます。郵便番号・携帯番号の最後の4桁・メルアド・誕生日を聞かれ、自分の名前と誕生日が記入された小さな厚紙のチケットを手渡してもらうとレジストは完了です。掛かる時間は約5分程度。返してもらったIDと保険証は、この時点でバッグの中に仕舞ってOKです。

テント②:問診

続いて2番目のテントに進みます。ここでは、まず係員にチケットを手渡し、現在の体調についてなどの質問が行われます。加えて過去14日の間に陽性との濃厚接触があったかどうか、現在エッセンシャルワーカーの仕事に従事しているかどうかの確認が行われ、最後にチケットと検査キットを手渡してもらえます

検査キットはプラスチックの袋に入っており、この袋を持って次のテントに進みます。ここで掛かる時間は約2分程度です。

テント③:実際の検査

最後のテントが実際の検査を行う場所です。ここでは係員が検査キットを開封し、長い綿棒を手渡してくれます。まずマスクを下にずらし、鼻を露出するように指示されます。鼻は露出しますが、口はマスクで覆ったままの状態を保持しましょう。

検査はセルフサービスで、まず片方の鼻の奥に綿棒を入れ、鼻腔に沿って10回綿棒をグルグルと回すよう指示されます。これが終わると同じ綿棒をもう片方の鼻の奥に差し込み、同じ工程を繰り返すと検査は終了です!この検査を行う際は、45度の角度で上を向くとより簡単ですよ。ここで掛かる時間は約1分程度となります。

出口からみた様子

最後のテントからは真っ直ぐ路地から続く通りに出られるため、一方通行で人との接触を最小限に抑えることができる動線が組まれています

検査の結果までの時間は?

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Photo by Torsten Dettlaff on Pexels.com

気になる検査結果の通達ですが、公式サイトには通常24〜48時間以内に通知が届くと記載されています。問診の担当者に聞いてみると「多分、今夜か明日の朝までに届くよ」とのこと。実際、筆者の場合は3/2 9:15amに検査を行い、通知が届いたのが同日の10:08pm。つまり約11時間後に通知が届きました。

ちなみに通知はスマホのメッセージ機能のみで、メールでの連絡はありませんでした。

最後に

2021年3月現在、サンフランシスコ市内で実施されているPCR検査の様子をお伝えしました。検査自体は屋外で行われ、きちんとした動線が確保されています。流れ作業のように進み、約10分ほどで終了しますよ。検査を検討されている方はぜひ、参考にしてください。

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