2022年4月に一般公開が始まったマンハッタンの新観光スポット「ピア57屋上公園」。以前ご紹介した「リトル・アイランド」の真向かいに位置する新たな憩いのスポットをご紹介します。
Pier 57の場所とアクセス方法
11番街13丁目に位置するピア57、地下鉄で向かう場合は青色全線(A, E, C)に乗り、14丁目の駅で下車、そのまま14丁目を11番街まで歩くと到着します。14丁目から徒歩での移動時間は約10分です。

12丁目から見たピア57の外観。ハドソン川沿いに遊歩道がつながっており、ミッドタウンやウェストヴィレッジから徒歩でのアクセスも可能です。

ピア57は屋内施設となっているため、まず11番街のメインエントランスから館内に入りましょう。真っ直ぐマーケット57と呼ばれるフードホールまで進みます。

このフードホールは、ジェームズ・ビアード財団がキュレーションした15つのベンダーが出揃う大型施設です。ハドソン川を臨む大きなガラス窓沿いにはテーブルもふんだんに用意されています。いろんな種類の料理を楽しめますが、日本食を食べたい場合は、「別荘」といういアメリカスタイル和食のお店があります。

このフードホールを抜けるように真っ直ぐ進むと、右手に見えてくるのが大きなエレベーター。こちらを使って最上階まで行くと、屋上公園にアクセスできます。

エレベーターを降りたらすぐに屋外にアクセスする扉があり、こちらからデッキに出ることができます。川に突き出た立地条件と、屋上という立地条件のため公園は開放感抜群です。

公園から見た南側の様子。真隣にあるリトルアイランドのユニークな建築を一望できるほか、その後ろに続く金融街の摩天楼をカメラに収めるのにぴったり。まさにマンハッタンの絶景を楽しめます。

道路を挟んで南側にあるのが、ホイットニー・アメリカン・アート・ミュージアム。エドワード・ホッパー、ジョージア・オキーフなど、4,000人以上のアーティストによる26,000点以上のアメリカモダンアートとコンテンポラリーアート作品が展示されており、モダンアート好きな方にぴったりの場所です。

公園を一番奥まで進んだ様子。見渡すのは、ハドソン川の向かい側にあるジャージーシティのスカイスクレイパー。まるで川の中にいるような臨場感です。

北向きの景色はこのような感じ。チェルシーピアのアスレチック施設と、ミッドタウンを臨むことができます。
最後に
マンハッタンの絶景スポット「ピア57」をご紹介しました。大型フードホールとともに、最新の公園は観光の途中に立ち寄るのにぴったり。ハイラインからもすぐの場所なので、同時の観光におすすめです。
スポット情報
- Pier 57 Rooftop Park
- 住所:57 Hudson River Greenway, New York, NY 10011
- 開園時間:6 AM–1 AM