2023年5月、サンフランシスコでコロナに感染した場合の症状例

2023年5月、旅行帰りにいきなり発覚したコロナ感染。初の感染となった筆者が体験した症状例を、タイムラインでご紹介します。

原因は家族内感染

woman sitting on luggage
Photo by Anna Shvets on Pexels.com

今回の感染は、家庭内感染が原因となります。共に旅行した家族が日本から帰国した3日目(5月14日)に発熱し、陽性が発覚しました。おそらく潜伏期間を見ると羽田 〜 サンフランシスコ間の機内での感染が濃厚だと考えられます。家族の陽性が判明した際に、筆者も同じようにテストを受けましたがこの時点では陰性でした。ちなみに機内では、家族・筆者共に、移動中は常時マスクを着用して過ごしました。

5月16日:火曜日(コロナ陽性1日前)

この日の朝、起きた時に感じたのが倦怠感です。鼻水、咳の症状が出ていました。念の為検査をしてみましたが、相変わらず陰性です。午前中は普通に過ごせていたものの、午後から発熱しダルさが強くなり起きていられないほど体調が悪化しました。とにかく熱があるため食欲が全くなく、ほぼ何も食べず1日を過ごし、体調が悪いまま就寝しました。

5月17日:水曜日(コロナ陽性確定日)

朝起きた時点ではっきりとした倦怠感を感じました。熱があり、喉の痛み、咳、鼻水と鼻詰まりを感じます。もうこれは確定だと確信し、検査を行うとくっきりと濃い陽性反応が出ました。この日は、38度後半の高熱が続き食欲がなかったためタイレノールPMを服用、数時間して起きたら熱が一時的に下がったため、卵入りうどんを食べて再度就寝しました。

5月18日:木曜日(コロナ2日目)

woman in gray tank top lying on bed
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

筆者の場合、1番症状がひどかったのがこの日です。ひどい倦怠感、喉の痛み、鼻詰まり、頭痛、高熱の症状が出ました。38度前後の熱が続き、タイレノールを飲んで楽になって寝るという感じでした。特に鼻詰まりが強く、口呼吸をすると口内の乾燥で喉の痛みが増すため、鼻スプレーを片方に行い、詰まってきたら逆の鼻にするという方法で乗り切りました。喉の奥、耳の奥、目の奥、呼吸器官の奥と体と頭の中枢に鈍い痛みを感じ、炎症が起きているのを感じました、食欲は相変わらずなく、午後に梅干しペーストを加えたお粥を食べたのみとなりました。とにかく身体中怠くて、痛みを感じるため何もできず横たわっているだけという状態でした。

5月19日:金曜日(3日目)

woman in gray tank top
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

朝起きて回復の変化を感じたのがこの日です。熱が下がっており、かなりひどかった倦怠感が普通の倦怠感までに回復しており、痛みも軽減しました。ベットから立ち上がって、身の回りのことに気を使うことができるほど余裕もできて、ベッドの上でラップトップを1時間ほど使用することもできました。鼻詰まりと咳、鼻水、喉の痛みは継続していますが、熱と頭痛はほぼなくなりました。同時に味覚と嗅覚が消滅したのがこの日です。食欲は相変わらずないままです。

5月20日:土曜日(4日目)

woman suffering from her allergy
Photo by cottonbro studio on Pexels.com

目覚めた際にバイタリティーを感じたのがこの日。鼻詰まりと咳、鼻水は続いていますが、耳や目の奥に感じた痛みはなくなり、ベッドから離れて雑用をこなせるようにまでなりましたが、倦怠感があり長時間精力的に動くことはまだできません。途中途中に休みながら、1日を過ごしました。

食欲が徐々に回復してきたのもこの日で、感染後はじめて、はっきりとした空腹を感じました。ただ味覚と嗅覚を感じないため、何を食べても味を感じることができませんでした。ただ無性に酸っぱいものが食べたくなり、昨日に続いて梅干しのお粥をいただきました。酸っぱさは全く感じなかったものの、クエン酸が回復に効いている感じがしました。

5月21日:日曜日(5日目)

person holding thermometer
Photo by Polina Tankilevitch on Pexels.com

午前中は前日と同じ症状が続きましたが、午後にエネルギーの回復を感じました。屋外に出て散歩をしたいと感じたのがこの日。鼻詰まりの頻度が徐々に減り、鼻スプレーの使用を完全にやめたのもこの日です。鼻水と咳、倦怠感のほか、味覚と嗅覚の消滅は続いています。夜にはひどい疲れを感じ、9時ごろに就寝しました。

5月22日:月曜日(6日目)

この日の朝もくっきりと濃い陽性反応が出ましたが、起床の際に身体の痛みを感じずに目覚めました。深い咳は続いていますが、咳をする頻度が減ってきました。鼻詰まりの頻度が極端に減り、呼吸も楽になりましたが相変わらず味覚と嗅覚はありません。6日目の段階で主に感じる症状は倦怠感と味覚と嗅覚の消滅、咳と鼻水です。

5月23日:火曜日(陰性判定日)

ちょうど体調が悪くなってから1週間目、この日の夜に検査をしてみると陽性ラインが消えていました。前日まであんなに濃かったのに、いきなり陰性判定となりびっくりです。倦怠感は続いていますが、毎日少しずつ改善しているように感じます。味覚と嗅覚はこの日、鼻を噛んだ瞬間に感じることができました。食欲は大分回復し、この日あたりから一日3食に戻りました。

ワクチン接種との比較

thermometers on white surface
Photo by Polina Tankilevitch on Pexels.com

ワクチン接種後の記録を読み返してみると、2021年5月にファイザー2回目の接種を行った際と症状が類似していると感じました。この時高熱が出て、喉の痛みを感じましたが、あれに主な風邪の症状をもれなく加えたのがコロナ感染の症状だと感じます。

今回の感染で、あって良かったと感じたのがタイレノールPM・鼻詰まり解消のスプレー・梅干しペーストです。特に食欲のないときは、さっぱりとした梅干しペーストとお粥が有効だった気がします。ちなみに、陽性反応が出た際に、かかりつけの医療機関には公式サイトから連絡を行なっています。

最後に

この記事を書いている5月29日、陰性判定日からの症状を比較してみると、継続している症状は倦怠感と咳です。味覚と嗅覚はまだフィルターを感じるものの、ほぼ回復していると言えます。倦怠感に関しては、午後にひどくなる傾向があり週3回ほど行なっている朝ランはまだ再開できていません。咳に関しては頻度が減りましたが、1時間に一度の程度で出ているかなという感じです。

今回感染して思ったことは、通常の風邪とは全く異なり、さまざまな症状が次々と強く現れること、かなり強い倦怠感を感じる、ということです。現在ベイエリアではオミクロンとXBB.1.16と呼ばれる亜種が流行中ですが、おそらくどちらかに感染したのでは?、と感じています。今後症状に関して気づきがあった際にレポートしたいと思います。

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