【サンフランシスコ観光】ゴールデンゲート公園の名所！Japanese Tea Gardenで和菓子を堪能♪

サンフランシスコで最も大きな公園ゴールデンゲート公園内にある日本庭園。ここではのんびりと散策をしながら、日本茶屋で本格的な緑茶と和菓子を楽しめます。

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サンフランシスコ日本庭園の概要

もともとこの庭園は、1894年のカリフォルニア冬季国際博覧会の「日本村」展示場として作られたもので、約1エーカーの敷地に日本式庭園が造られました。博覧会終了後、日本人造園家の萩原誠さんと管理人のジョン・マクラーレンが協議し、萩原氏が後世への贈り物として恒久的な日本庭園を造園・維持することとなったのがはじまりです。

ちなみにこの萩原さん、アメリカで広く普及するフォーチューンクッキーを考案した人としても、サンフランシスコではじめて和食レストランをオープンした人としても知られています。かなり多才な方だったようです。萩原さんは、この庭園の管理人となり、1942年に約12万人の日系アメリカ人とともに、収容所への移動を余儀なくされるまで、家族でここに住んで庭園管理を行いました。戦争が終わっても、萩原さん一家は庭園に戻ることを許されず、その後、新たな改築などが行われています。

入園方法と料金

それではここからは、日本庭園の様子をお伝えします。まずゴールデンゲート公園内にアクセスし、こちらのエントランスを目指しましょう。この大きな門がエントランスとなり、こちらの右奥にチケットブースがあります。入園料は大人USD10〜13ですが、サンフランシスコ市民であれば2022年10月から無料で入園することができます。まず最初にオンラインで入場券を確保し、エントランスでIDを見せると中に入れます。ちなみに、月曜・水曜・金曜日の午前9時〜10時の間であれば、誰でも無料で入園ができます。

メインエントランス

ちなみに、この立派な門は、1894年に最初の門が建てられそれが荒廃してしまったため、サンフランシスコ市が1985年に作り直したものだそう。こちらの建物は、釘を使わずに作られています。非常に風格のある立派な建物で、個人的には1番風情のある建築物だと感じます。

中央の茶屋で和菓子を楽しむ！

メインエントランスを入ってすぐ正面にあるのが、大きな池とそのほとりに建つ茶屋です。

この茶屋は中央に囲炉裏のようなデザインが施されており、南を向く池の様子を眺められる場所。おそらく情緒溢れるスポットなのでしょうが、筆者が訪れたときはかなりの人で長い列ができていました。こちらを訪れるなら、平日か朝早くがおすすめだと言えます。

茶屋のメニューはこのような感じ。わらび餅から団子まで、意外にちゃんとした和菓子が用意されています。ちなみに萩原さんが考案したフォーチューンクッキーにちなんで、こちらではフォーチューンクッキー含むクッキーセットもメニューにあります。

*Warabi-mochi (USD6.75), Dango (USD6.25)*

今回オーダーしてみたのが、わらび餅、団子、そしてほうじ茶。抹茶パウダーがまぶしてあるわらび餅も温かいお団子も、どちらも本格的でちゃんとした和菓子です。さすが、日本庭園の茶屋で販売されてあるだけのクオリティーだと言えます！

庭園内を散策しよう！

茶屋での和気分を味わったら、ぐるりと庭園内を散策してみましょう。茶屋のすぐ裏手には土産物屋さんがあり、こちらの建物も非常に日本っぽいです。売られているものは、和の陶器や伝統日本グッズなどアメリカ人観光客が好きそうなものが売られています。

ガーデン内の遊歩道を使うとぐるりと一周回れるようになっています。景観を楽しめるのが、赤い門と五重塔を同時に眺めることができるここのスポット。池には小さいながらに滝もあり、日本庭園らしい情緒を楽しめます。奥にある神社を彷彿とさせる建物は門になっており、1915年のパナマ・パシフィック万国博覧会の際に展示品として作られています。