サンタクルーズ発のフォースウェーブコーヒー「ヴァーヴ・コーヒーロースター」。カリフォルニア州と日本に15もの店舗を展開中ですが、今回はこのサンタクルーズの記念すべき第1号店をご紹介します♪

TOC

ヴァーヴコーヒーの本拠地・サンタクルーズ

ヴァーヴコーヒーが本拠地として構えるのが、サンフランシスコから沿岸沿いに南に車で1時間半ほどの距離にあるサンタクルーズ。サンタクルーズといえば、ヒッピー文化が根強く「ちょっと風変わりな街」という代名詞を持ち、それを誇りにしているようなビーチタウン。人口約27万人のこじんまりとした町ですが、アメリカ本土にはじめてサーフィンがもたらされた場所としても知られています。このサーフィンの名所として知られる「スティーマー・レーン（Steamer Lane）」は、多くのサーファーと見物客が訪れる人気スポットです。

そんなサンタクルーズにあるのが、ヴァーヴコーヒーロースターの第1号店。この店舗はサンタクルーズから東方向にあるプレジャーポイント地区のメイン通り「41丁目」沿いにあります。ここで2007年にヴァーヴコーヒーがオープンしました。

カフェの外観

41丁目の通り向かいから見た建物の様子。店舗の前の歩道には大きな木がにょっきりと生えており、南国らしい情緒が漂っています。この木の下には歩道沿いに木製のベンチが置かれ、木陰でコーヒーを楽しめます。

真前から見た様子。ビルの端に縦のバナーが貼られ、なんだかレトロなフォントと色の文字が印象的です。通り沿いの店舗は全てガラス張りで、自然光がたっぷり差し込む設計。店舗前だけでなく脇にもパティオ席が置かれ、ここでの飲食も可能です。

付近の様子/雰囲気

真っ直ぐ進むとビーチに繋がる41丁目、歩道には椰子の木が連なりなんだか南カリフォルニアにいるような街並みです。街自体はのどかですが、メイン通りだけあり歩道は適度に人通りがあります。日中であれば1人で散策しても特に問題はありません。

店内の様子

メインエントランスから入った様子。店舗自体はこじんまりとしており、手前にどっしりとしたUシェープのカウンターが置かれています。通り沿いと端に壁に沿って木製のベンチが置かれ、テーブルと椅子が配置されています。

カウンターにはキッチン・バリスタステーション・レジがあり、メニューはレジの奥に貼られています。メニュー自体はどこの店舗もほぼ同じです。奥の陳列棚には並べられているのが、コーヒー器具とコーヒー豆。上部や壁には観葉植物が飾られており、癒しの空間を作り出しています。

オーダーの流れですが、まずカウンターでオーダーを済ませると、名前を聞かれます。準備ができると名前を呼んでもらえるので、好きなテーブルやベンチに座って注意深く待ちましょう。お水は、カウンターにステーションがあります。コップは使い捨てのみ置かれているので、マイカップを持参しておくと便利。カウンターに無造作にカリタウェーブらしきフィルターが置かれていますが、これが販売品なのかバリスタが使う様なのかは定かではありません。

オーダーしたもの

今回オーダーしたものを紹介します。まずはおなじみの「カプチーノ」。今回は午後に訪れたのでディカフェをセレクト。通常のカプチーノより多少濃厚さに欠けますが、口当たりがスムーズな安定したヴァーヴの味わいです。ミルクフォームもしっかりとしてラテアートも綺麗です。

続いては「ブレックファーストサンドイッチ」。店内で食べることを伝えると、銀色のトレーに入れて出してもらえました。

ふんわりとしたブリオッシュパンに、サラダと卵・チェダーチーズが挟んであります。シャキッとしたグリーンに、アイオリソースがアクセントとなった食べやすい味です。卵はしっかりと加熱された硬めタイプ。よくあるエッグサンドイッチの良質版と言ったところ。個人的に硬めの卵はあまり好きではないのですが、おいしくいただけました。

続いて前回訪れたLAのマンハッタンビーチ店のコンブチャがおいしかったので、こちらをオーダー。ただ、この店舗はドラフトがないとのことなので、カウンターに置かれているクーラーから好きな缶を選ぶスタイルが取られています。すっきりとした酸味とほのかな甘味が爽やかな「Better Booch」のコンブチャ、暑い午後のリフレッシュにぴったりです。

最後に

記念すべきサンタクルーズの第一号店、ロサンゼルスやサンフランシスコに比べるとこじんまりとしており、よりアットホームです。大通りに面した店舗は、ローカルがひっきりなしに訪れその人気ぶりを伺えました。小さな町ならではの独特のゆったりとした時間を楽しめます。プレジャーポイントの町の雰囲気も良いので、サンタクルーズを訪れる際はぜひ訪れてみてください♪