トレジョの限定販売「スモールロットコーヒー」シリーズ。ニカラグアの「Sultana del Norte」を飲んでみた!

現地のコーヒ園と直接契約を結び、期間限定で販売するシングルオリジンの「スモールロットコーヒー豆」シリーズ。今回はトレジョで9月下旬にお目見えしたニカラグアの「サルタナ・デ・ノルテ(Sultana del Norte)」を開封したのでご紹介します♪

トレジョのスモールロットコーヒーとは?

今年から本格的にはじまったトレジョの「スモールロットコーヒー」シリーズ。これは小規模なコーヒー園に焦点を絞り、直に契約を結んで1年分のコーヒー豆の生産量をそっくり買い取るシステムのこと。

同じコーヒー園でもその収穫する年の天候などの条件によって味やクオリティーが変動するため、まさにシングルオリジンならではの一期一会の味わいを楽しめるのが魅力。ちなみに2020年トレジョで販売されたスモールロットコーヒーの産地は、今回のニカラグアに加え、パプアニューギニア・ブラジル・ブルンジ・エルサルバドル・ウガンダ・ホンジュラスと実に多種多様です♪

今回のコーヒー豆はニカラグア産!

今回のコーヒー豆は中央アメリカ中部に位置するニカラグア産のもの。ホンジュラスとコスタリカに囲まれたこの国の特徴はカリブ海と太平洋に面していること。ニカラグアはコーヒーの生産国として世界的に知られている背景から、今回のコーヒー豆は特に安定したおいしさが期待できそうです。

パッケージの説明文には、このコーヒー豆はホンジュラスの国境にほぼ近い北西部のジャラパとディピルト山脈にある小規模コーヒー園で栽培されていると書かれています。このコーヒー豆は、ニカラグアの中でも特に人里離れた標高の高い農園で収穫されており、水洗い後天日干しでプロセスされているそう。

パッケージはこんな感じ!

今回のパッケージデザインは、白を基調にカラフルなココボロ・ギターのイラストが使われています。鮮やかな配色の組み合わせは元気でポップな印象。サイド部分には紫、裏面には黄色が使われた、中央アメリカらしいビビッドな色合いが映えるセンスの良いデザインです。

品種は100%アラビカ種焙煎はミディアムライト・ロースト。内容量は340g。風味は「フルーツ・チョコレート・ナッツ」と記されています。

開封してみた!

今回のパッケージも、前回と全く同じように黒いワイヤーでパッケージの先端をくるくるまるめて保管するタイプです。前方にガス抜きのバルブが付いており、上部の透明のシールを剥がして開封します。

中の様子はこのような感じ。煎ったナッツのような香ばしさをまず最初に感じます。すっきりとした爽やかさのあるアロマです。

均等に焙煎されたコーヒー豆はテカテカ感がなく、マットな質感。大きさはかなりバラバラで小さい豆から大きい豆まで不規則に入っています。

チャフなどの細かい皮はしっかり取り除かれており、サイズ感がバラバラなのを除けば前回のホンジュラス産コーヒー豆に非常に似ています。

フレンチプレスで抽出!

今回も粗めにグラインドした後、フレンチプレスで5分抽出します。17gの豆に対して200Fのお湯を200ml入れ、1分後に攪拌。4分後にプレスしてマグカップに注ぎます。

甘みを感じられるまろやかな味わい!

このコーヒーを一言で表すなら、まろやかさと酸味のバランスが良く、喉ごしが非常にスムーズであるということ。まず最初に酸味を感じますが、刺すような強さではなく、コーヒーの濃厚な苦さとアロマを引き立ててくれる印象です。後味に雑味やえぐみを感じることもなく、口当たりの柔らかいほんのりとした甘さが非常にユニークです。

ニカラグア産のコーヒーは甘さが引き立つ、と良く聞きますが、実際に飲んでみてもここまで甘みを感じるコーヒーははじめてだと感じました。まさに、シングルオリジン・コーヒーの魅力が詰まったコーヒー豆です!

最後に

口当たりの良さが印象的なニカラグアのコーヒー豆をご紹介しました。2020年11月上旬、トレジョの店頭には今年8個目となるルワンダのライトローストがお目見えしています。こちらのコーヒー豆も近いうちにご紹介します♪

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