セレブシェフ「マイケル・ミーナ」がこの秋LAに新たにオープンした「Tokyo Hot Chicken」。サンフランシスコにも期間限定でポップアップのクラウドキッチンが登場しました。今西海岸で話題のフライドチキンをレビューします♪
セレブシェフ「マイケル・ミーナ」とは
サンフランシスコを拠点に活動するアメリカのセレブシェフ「マイケル・ミーナ」。サンフランシスコだけでも彼のメインレストラン「マイケル・ミーナ」を筆頭に、10軒もの飲食店を展開するだけでなく、ハワイやラスベガス、フロリダなど全米規模で35軒と数多くのレストランを手掛けています。
モダンアメリカンに多国籍の食材と味付けを融合させた彼の料理は、シグネチャー・ディッシュとして、アヒツナ・タルタルやバーボン・ステーキなどが知られていますが、日本の食材を数多く取り入れるスタイルも特徴です。
今話題なのが「トウキョウ・ホット・チキン」!
そんなマイケル・ミーナ、今年春からは例にも漏れずテイクアウトに力を入れ始め、11月にチキンウィング専門のクラウドキッチンをLAにオープン。その名も「トウキョウ・ホット・チキン(Tokyo Hot Chicken)」!
アメリカでチキンウィングと言えば南部のナッシュビル。その伝統的な料理に日本の唐辛子やパン粉などの食材を融合させた創作料理は、遊び心のある新しいコンセプトとして話題に。サンフランシスコでもポップアップで、12月から販売がはじまりました。
ピックアップはダウンタウンの「PABU居酒屋」
新しく登場したこのレストラン、現在ダウンタウンにある彼のレストラン「PABU居酒屋」のキッチンで調理されており、デリバリーとピックアップに対応しています。オーダー方法は公式ウェブサイトを使い、チキンウィング4ピースにサイドとソースが付いた1人用コンボから、食べる量や人数に合わせてチキンやサイドの数が調整可能です。
オーダーと支払いを済ませると確認書が届き、あとは指定した時間にピックアップに向かうだけ。レストラン自体は大きな商業ビルの一階にありますが、分かりやすいように通りにサインが置かれています。現在このレストランでは同系列のレストランの調理を一挙に行なっているようで、看板に多種類のレストランの名前が記されているのが印象的です。
エントランスにテーブルが置かれており、ここでピックアップの情報を伝えるとオーダーを手渡してもらえます。
ダウンタウンに位置する居酒屋をテーマにしたレストラン、場所柄コーポレート用途の利用が多いこともありアップスケールな雰囲気です!
実際に食べた感想
それでは実際に、この話題のチキンウィングを食べてみましょう!今回は4ピースにサイドがひとつ付いたコンボUSD12.99をオーダー。ちなみにチキンの油が染み出しているのは、筆者がピックアップ時間に大幅に遅れてしまったことが要因です。
ウィング・サイ・リブとドラムがセットになったこのチキン、確かに表面は日本の唐揚げを思わせる厚めのざっくりとした食感です。味付けも下味に生姜の風味が効いており、なんだか新しいような懐かしいような味わい。ホットチキンという割に辛さはそこまで感じず、食べやすい印象です。
付け合わせのわさびマッシュポテトも、バターの濃厚さとつんとしたわさびの辛さが意外と合って違和感なくいただけました。
ただしチキンウィング自体は、日本の唐揚げの味付けに馴染みが深い人であればそこまで新鮮な驚きはなく「ま、こんなものだよね」と言ったところ。話題作りに食べてみるのはいいけれど、わざわざまた買うか、と言ったら微妙な路線というのが正直な感想です。
最後に
今サンフランシスコで話題のトウキョウホットチキン、現在はプロモーション期間中ということで「THC20」のコードを使えば20%オフ、週末であれば「THC50」を使うことで50%オフになる特典が付いています。
筆者も実際にこのコードを使って割安に購入ができました。サンフランシスコ近郊にお住まいで興味のある方は、ぜひプロモ期間中に試してみてくださいね♪
店舗情報
- Izakaya PABU
- 住所:101 California St, San Francisco, CA 94111
- 営業時間:10:30 AM – 9:00 PM
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