3月中旬にサンフランシスコではじまった自宅待機令。8月の現在でも正式に解除にはならず、感染防止対策としてできるだけ集まりを控え自宅待機をすることが推奨されています。そんな中、7月下旬からはじまった屋外レストラン通りの取り組み。今回はチャイナタウンの屋外レストラン通りの様子をご紹介します☆
チャイナタウンでも屋外レストラン通りが実施!
バレンシア通りに続き、サンフランシスコ中華街の目抜き通りも土日限定で車の侵入を規制して、路上での食事が可能となりました。場所はグラント通り(Grand St)沿い・カリフォルニア通り(California st)からワシントン通り(Washington st)の間の3ブロックで時間帯は朝8:00amから夜9:00pmの間となります。
サンフランシスコのチャイナタウンと言えば世界的に有名で、パンデミック前は街散策や飲茶を求めて観光客で賑わう場所でしたが、3月以降は客足が途絶え、レストランの経営の悪化などが問題になっています。今回の屋外レストラン通りの取り組みですが、同じ時期に実施されたバレンシア通りは大盛況!チャイナタウンに再び活気を取り戻すまたとないチャンスの到来です!
6月上旬の様子
こちらが屋外レストラン通りが実施される前・6月上旬のグラント通りの様子。いつもは観光客で賑わう路上も人気が全くなく、ゴーストタウン化しています。通り沿いに続く小売店もほぼシャッターが閉まり、華やいだ雰囲気は皆無です。
8月中旬屋外レストラン通りの様子
こちらが8月中旬の日曜日、正午過ぎのグラント通りの様子です。カリフォルニア通りから車の侵入に規制がかかり、レストランはサイドウォークだけでなく車道までテーブルを使うことができるようになっていました。
以前は人気が全くなかった通りですが、今回はちらほらと通行人やレストランを利用する人たちを見かけます!レストランの前には即席テーブルが広げられており、ゆったりと距離を空けて座れる空間が確保されています。
バレンシア通りと比べると、音楽もなくひっそりとした様子。通り沿いにある全てのレストランが営業しているかと言ったらそうでもなく、閉まっている店舗も見受けられます。通行人もまばらなので、社会的距離を保つには理想的な状態です。
屋外レストラン区域の3ブロックを端から端まで歩いてみましたが、どこのレストランも混み合うテーブルは無く、食事をするにも待たずに食べられる状態です。客層はローカルが主で、人種もアジア人だけでなく程よいミックス加減。人通りが全くなかった以前からは大分改善されていますが、華やいだ雰囲気まではもうひと息、と言ったところです。
最後に
2020年8月中旬のサンフランシスコチャイナタウンの様子をお伝えしました。グラント通り沿いは小売店が開いているところもあり、今なら街散策もほどほどに楽しめます。社会的距離を保ちながら食事や買い物を楽しみたいシチュエーションにはぴったり。
人影はまばらではあるもの徐々にローカルが戻りつつある中華街、状況が改善するまで少しの間頑張って欲しいところです。