サンセット地区にあるローカルに人気のシーフードレストラン「フック・フィッシュ・コ」。開店と同時に列が絶えない人気のレストランでは、新鮮な具材を活かしたカリフォルニア料理をいただけます。こちらのレストランを紹介します。

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フック・フィッシュの場所

フック・フィッシュは、サンセット地区を東西に走るメイン通り「アーバイン通り」沿いにあります。ほぼオーシャンビーチに近いアウターサンセットと呼ばれる場所で、市内からは西に外れた住宅街に位置します。ここは場所柄、サーファーが多く住むエリアで、市内とはまた違ったビーチタウンの雰囲気を楽しめます。

市内から公共交通機関を使うのであれば、パウエル駅からMUNI地下鉄「Nライン」に乗ってジュダ通り＆46丁目で下車、そのまま46丁目を北に1ブロック歩いて次のアーバイン通りを左に曲がると右手にお店が見えてきます。市内からは約40分の距離です。

店頭の様子

テイクアウト専門店のフック・フィツシュ、店頭には常に人だかりができています。一見分かりにくいのですが、お店を正面に見て、右手の人だかりは注文を終わって受け取りを待つグループ。左手の列がオーダーを待つグループになります。カウンターの上にラミネートされたメニューが置かれているので、そちらを手にしたら、列の最終に並びましょう。

また店頭右側の窓ガラスには、「本日の魚」のほかに現在取り扱っている魚の種類を説明した張り紙もあります。今日の魚を知りたい方は、並ぶ前にこちらで魚の種類をチェックしておくと便利ですよ。

お店を正面に左がわの列が、オーダーを待つ人の列です。ウェブサイトを使っての事前注文はできず、実際に赴いて列に並びオーダーする形態がとられています。オーダーと支払いが完了したら、右手に移動し付近で名前を呼ばれるのを待ちましょう。

広めのパークレットで食事を楽しもう

フックフィッシュは店内での食事はできませんが、店頭の歩道と車道の境目に大きなパークレットが設置されています。ここでオーダーを受け取ったら、そのまま熱々の状態でいただけます。ただしテーブルは設置されていないので、ベンチでいただくカジュアルな様式です。加えて日差しを遮るものは何もないので、長期間滞在して食事を楽しむ、というよりさっと立ち寄ってさっと食べるスタイルに向いています。

歩道脇にも木製のベンチが数個設置されており、こちらでも食事は可能。とりあえず常に混んでいるため、空いている場所があったら、さっと座ってさっと食べるような流れです。

オーダーしたもの

こちらがメニューの様子。ここのメニューは非常にシンプルで、メインはタコス・ブリドー・サンドイッチ・フィッシュ＆チップス・サラダの5種類。特に人気なのが、タコスとブリドーそしてフィッシュ＆チップスです。タコスは手作りトルティーヤに焼き魚かポケのどちらかを選べ、魚の種類も選択可能とのこと。オーダーは全てテイクアウトで、紙製のコンポスト容器に入れて渡されます。

まず、ラディッシュと赤キャベツの色合いが鮮やかな「アボカド・タコス」。トルティーヤは手作りならではの厚みをしています。ドレッシングがクリーミーで、かなりアメリカナイズされた味わい。メキシコの伝統的なタコスというより、カリフォルニア料理を食べる感覚だとしっくりきます。量が少ないので、2人でシェアするアペタイザーにも向いています。

人気メニュー「フィッシュ＆チップス」。こちらはキッズ用の1ピースですが、この1ピースだけでもどっしりとして十分な食べ応えです。大人メニューは2か3ピースのどちらかを選べますが、一人で食べるのならこちらが断然おすすめ！魚は日替わりで、この日はRockfishと呼ばれるメヌケの白身魚が使われていました。コンディメントとしてお酢とタルタルソースが付いてきます。

新鮮な白身はほくほく肉厚ジューシーで、これでUSD9というコスパの良さも◎！色々食べてみたい、という方はこちらのサイズがぜひおすすめですよ！

こちらがこの日の魚を使った「グリルド・フィッシュサンドイッチ」。パンはほのかに甘くソフトな胡麻ブリオッシュが使われています。白身魚は薄くスライスされたAlbacore（ビンナガ）と呼ばれる白身魚のお腹の部分。タルタルソースに赤キャベツ・ペペロンチーノのみのシンプルな素材を活かした味わいです。

ただこの魚フィレが結構しっかりと焼かれており、若干パサパサとした食感。もうちょっとジューシーさがあればさらにおいしかったと思われます。ペペロンチーノのシャキシャキ感と赤キャベツの彩りの良さも◎。素材を活かしたシンプルなサンドイッチは、飽きのこない美味しさです！

最後に

サンセット地区の人気レストラン「Fish and Co.」。新鮮な具材が活きるコスパ良いカリフォルニア料理を体験できる場所としてぜひおすすめです。オーシャンビーチから目と鼻の先なので、ビーチまで出向いて海を見ながらいただく方法もおすすめ。サンセット地区で新鮮なシーフードを食べたいときにぜひ参考にしてください♪