ロサンゼルス近郊のガーデナにある、知る人ぞ知る老舗のテイクアウト寿司店「栄すし」。ローカル御用達の昔ながらの懐かしい味を楽しめます。
ガーデナに残る昔ながらのお寿司やさん

ガーデナの大通り、レドンドビーチ・ブルバードから一本入った場所に店を構える栄すし。家族経営の老舗で、地元の日系コミュニティを中心に、長年愛され続けてきたテイクアウト専門の小さな寿司店です。
ロサンゼルス南部でも特に日系移民の歴史が色濃く残るガーデナ〜トーランスエリアは、戦前から農業や商業に従事してきた日系移民が多く暮らしてきた地域。栄すしも、そんな土地の歴史とともに歩んできた一軒です。
創業は1960年代。当時の寿司は、今のような「高級」や「おまかせ」といった位置づけではなく、日常食としての持ち帰り寿司が主流でした。家庭で食べるため、仕事帰りに買って帰るための、実用的で親しみやすい存在。
栄すしは、そんな時代の寿司のスタイルを今に伝える、数少ない現役の一軒。変わらない味と佇まいが、今もなお地元の人々に支持され続けている理由となります。
栄すしの外観

レドンドビーチに続く大通りのすぐそばにある店舗、車でのアクセスも大変便利です。LAXまでも30分程度のため、フライトの機内食としての利用もできます。こちらがDenker Ave沿いの店舗の様子。昔ながらの商店を彷彿とさせる佇まいです。

実際の店舗へのアクセスは、この通り沿いエントランスではなく奥に回った中庭沿いにあります。こちらが窓口の様子。店内に入るスペースはなく、こちらでピックアップを済ませます。

窓口右手に貼ってあるのがメニュー。提供されるお寿司は卵巻き・海苔巻き・カリフォルニアロール・鯖・海老・お稲荷さんのわずか6種類で、店頭に大きく「現金のみ」というサインが貼られています。また訪れたのが12月初旬だったため、大晦日用のお寿司はすでに売り切れとの張り紙も見受けられます。

メニューはこのような感じ。それぞれのお寿司をアラカルトでオーダーするほか、7〜36個まで箱入りタイプを選ぶこともできます。来店してさっと受け取れるよう、事前に電話でオーダーしておくのがおすすめです。

筆者が訪れた際は窓口に店員の方がいらして、名前を告げるとすぐに箱入りのお寿司を手渡してくれました。白い包装紙にレトロなフォントをイラストは、なんだか昭和初期から時が止まったような感覚です。
お寿司の様子!

こちらがパッケージデザイン。緑色で統一されたフォントは、縦書きで非常にレトロ。一周回ってなんだか新しささえ感じます。

開封した様子がこちら!今回オーダーしたのが「ミックス寿司・20個入り」。カリフォルニアロール以外の盛り合わせで、お稲荷さんが6つ、卵巻きが2つ、海苔巻きが6つ、鯖と海老の押し寿司が3つずつ、紙箱の中にブッチャーペーパーに敷き詰められて入っています。
食べた感想

食べた感想ですが、全体的に鮨酢の効いたなんとも素朴で優しい味わいです。卵巻きと海苔巻きの具材は全く同じで、しっかりと味のついた寛平や椎茸が入っています。

白米もアメリカにありがちな押し潰された感じはなく、一粒一粒がしっかりとしています。鮨酢の上に乗ったエビと鯖は薄めであるものの、ちゃんと味を楽しめます。

味がしっかりとしているため、お醤油は要りませんが、わさびがあるとより味わいが引き立ちます。個人的に柚子胡椒とも試してみましたが、やはり山葵の方が相性が良いように感じます。豪華にいただくというよりも、日常に寄り添った巻き鮨、一度食べたらまた食べたくなる味わいです。
最後に
L.A近郊にある素朴なテイクアウトお寿司店「栄すし」をご紹介しました。生魚は扱っておらず、日持ちがする巻き寿司は、まさに日常使いにぴったり。こちらは事前予約がメインなので、訪れる前に電話で注文を済ませておくと安心です。昔ながらの懐かしい味わいをぜひ体験してみて下さい。
店舗情報
- 住所:1601 W Redondo Beach Blvd #112, Gardena, CA 90247
- 営業時間:9AM-4PM (月火定休)
- 電話番号:+13105324550
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