毎月楽しみにしているトレジョのシングルオリジンのスモールロットコーヒー豆、前回レポした12月中旬の「カハマルカ」以降、まだ新しい商品が登場していません。そこで今回は番外編として、SNSでも評判のIKEA「ポートール」を購入したのでレビューします♪
IKEAのコーヒー豆について
現在USA IKEAでは「PÅTÅR(ポートール)」シリーズのコーヒー豆を販売しています。このシリーズのコーヒー豆は、有機栽培だけでなくサスティナブルな栽培方法が採用されたUTZ認可商品なのが特徴。
バラエティーとしては、粉挽きとホールビーンズの2種類を販売。コーヒー粉の種類は、ミディアム・ダークロースト・エスプレッソ・プレスコーヒーの4種類、ホールビーンズはシグネチャー・エスプレッソ・ダークローストの3種類が揃っています。
コスパは本当に良いの!?
コスパの良さで知られるIKEA、このコーヒー豆のコスパはどうのか検証してみました。今回購入したダークローストは、1袋250g入りでUSD4.99。筆者が愛飲しているトレジョのスモールロットコーヒー豆は、1袋に340g入りで一律USD8.99です。
両方のコーヒー豆を100gあたりの値段で計算してみるとIKEAはUSD1.99、トレジョはUSD2.64となります。コスパに関しては、確かにIKEAの方が良いことになります。
生産国のトレースも可能!
ただし、トレジョの場合はシングルオリジンだし…と思っていたら、IKEAのウェブサイトに賞味期限を記入するだけで購入したコーヒー豆がどこで栽培されているのかトレースできるページを発見!
早速ここに今回購入したコーヒー豆の賞味期限を記入してみると、このような結果が。今回購入したコーヒー豆はホンジュラス共和国とニカラグアのブレンド豆であることが分かりました!シングルオリジンとはいかなくても、生産国が分かるのはかなり嬉しい機能です!
パッケージの様子
こちらが今回購入したダークロースト。グレイに黒のフォントが施された非常にシンプルなパッケージが採用されています。3個のコーヒーカップが重なり合ったイラストに、コーヒー豆が3つ描かれた可愛らしいデザインです。
品種は100%アラビカ種・焙煎はダーク・ロースト。内容量は250g。風味についての記載はありません。酸度・ボディ・ロースト共に全て4/5とのこと。スカンジナビア独特の濃厚なコーヒーだと推測します。
開封レビュー
早速開封して行きましょう!プラスチック製の袋は上部分がシーラーで密封され、透明なシールが付いています。非常にシンプルな作りで、ジップロックやワイヤーなどは付いていません。これをフレッシュに保管するには密封容器があると良さそうです。
封を開けた様子。トレジョのコーヒー豆は開封した瞬間にコーヒー豆のアロマが香り立つのですが、このコーヒー豆に関しては、そこまでないように感じました。ダークローストだけあり、焙煎の香ばしさは感じられます。
中の豆はこのような感じ。コーヒー豆の表面に光沢感があり、色は均一ですが、豆の大きさは不規則。チャフも所々見受けられます。
フレンチプレストで抽出!
トレジョのコーヒー豆同様にグラインドした後、フレンチプレストで5分抽出します。17gの豆に対して200Fのお湯を200ml入れ、1分後に攪拌。4分後にプレスしてマグカップに注ぎます。
苦味が引き立つあっさりとした味
このコーヒーを一言で表すなら、”苦味はあるけどそこまでボディの強さはイマイチ”。なんとなく肩透かしを食らったような味わいです。もしかしたら豆の量を間違ったかな、と思うほど味自体は薄め。ダークローストの魅力である濃厚さがさほど感じられず、なんとなく物足りない印象です。あっさりと飲めるのでアイスコーヒーとしてはおいしそうです。
いつもIKEAカフェで飲むコーヒーはもうちょっとしっかりとした味わいなので、このコーヒー豆を使う場合は、ちょっと量を増やしてみると良いかもしれません。アロマ自体も高く香るというほどの強さはなく、無難な印象。味にさほど特徴はありませんが、普通に飲むには申し分ないおいしさです。
最後に
今回久しぶりにIKEAのコーヒー豆を購入してみました!とにかくコスパの良さが光る商品は、オーガニックコーヒーにこだわりたい方におすすめ。気軽に試せる値段設定なので、見かけたらぜひ手にとってみてくださいね。
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