ハワイ島といえば、香り豊かなリリコイ(パッションフルーツ)味のスイーツでも有名。今回はリリコイで人気のスイーツ店3つで食べ比べてみました♪リリコイ好きの方、是非参考にしてください。
【1】コーヒーシャック
コナコーストのコーヒーベルトと呼ばれる11号に位置し、常に店頭に列のある人気のレストランが「Coffee Shack（コーヒーシャック）」。メニュー自体はサンドイッチやサラダなどカジュアルですが、何と言っても眼下に広がる海岸線を見下ろせるテラスで人気です。
ここで人気のスイーツが「リリコイチーズケーキ(USD6.5）」。チーズケーキには、しっかりとした生地があるタイプで、表面にリリコイシロップが塗られトッピングにホイップクリームが載せられています。
見た目はどっしりとして結構甘そうな感じ。早速食べてみると、リリコイ独特の酸っぱさがちゃんと残っており、それが重さのあるチーズフィリングと絶妙にマッチします。ただフィリングを覆うクッキー生地が厚めなので、軽いタイプのチーズケーキが好きな方は重さを感じてしまうかもしれません。
このレストランは入り口にあるショーケースにさまざまな手作りペーストリーが置かれています。まずはここで、気になるデザートをチェックしてみてください♪
店舗情報
- Coffee Shack
- 住所：83-5799 Mamalahoa Hwy Box 510, Captain Cook, HI 96704
- 営業時間：7AM–6:30PM（火水定休）
【2】パティサリー・ナナコ
2021年1月にワイメアにオープンしたばかりのペーストリー店が「Patissarie Nanako（パティサリー・ナナコ）」。朝8時の開店前から長い行列のできる、ハワイ島で今最も話題のお店です。
店名からも分かるように、日本人のペーストリーシェフが手がける繊細な見た目と味は、ロコに大人気。毎日売り切れが続くケーキ類は、ハワイ島産のコナコーヒーを使ったティラミスやマカデミアナッツを使ったケーキなど、ハワイ島ならではの味を堪能できます。
ここで販売されているのが「リリコイ・マンゴムース（USD4.75 )」。鮮やかなリリコイ色のムースには、白のホイップクリームに紫のブルーベリーと赤のラズベリーが彩りよく配置されています。
実際に食べてみると、まず感じるのがムースならではのなめらかな食感。甘さ控えめのムースと甘酸っぱいリリコイとマンゴのシロップは、実にすっきりと爽やかな味わいです。リリコイ本来のしっかりとした酸っぱさを堪能できるため、フルーティーなスイーツが好きな方によりおすすめです。
店舗情報
- Patisserie Nanako
- 住所：64-1067 Hawaii Belt Rd Ste A5, Waimea, HI 96743
- 営業時間：8AM-12PM（日月定休）
【3】ママネ・ベーカリー
続いて、同じくワイメアの街にある老舗ベーカリー「Mamane Bakery（ママネ）」。ここは昔ながらのハワイらしいパン屋さんで、奥に広い工房があり、店頭で焼き立てのパンを提供しています。
カイロ出身のペーストリーシェフは、ホノカアでパン屋を開業し、のちにワイメアに移住。店内ではペーストリーだけでなく、多種類のパンも扱っています。ここの「リリコイチーズケーキ（USD12)」は、2〜3人用のホールサイズ。通常のチーズケーキの1番上の層にリリコイソースがたっぷりと塗られています。
ホールケーキは、フルーツがのっており素朴で懐かしさを感じる見た目。チーズケーキ自体は軽い食感で、クッキー生地も薄く非常に食べやすい印象です。ただリリコイの酸っぱさがそれほど前面に出ておらず、どちらかと言うと通常のベイクドチーズケーキが若干フルーティになったような味わいです。
リリコイ独特の爽やかでフルーティーな味わいが好きな方は、多少物足りなく感じるかもしれません。こもリリコイ・チーズケーキに関しては、スライスでは販売していないため、4人ほどでシェアするのにちょうど良いサイズですよ。
店舗情報
- Mamane Bakery
- 住所：64-1056 B, Hawaii Belt Rd, Waimea, HI 96743
- 営業時間：7AM-1:30PM（日曜定休）
最後に
ハワイに来たらぜひ食べてみたいリリコイ味のスイーツ。今回は人気のケーキを3種類食べ比べしてみました。リリコイの酸っぱさが1番引き立つのが「パティサリー・ナナコ」。どっしりした存在感のあるアメリカ風チーズケーキなら「コーヒー・シャック」、軽い食感のベイクドチーズケーキを食べたいなら「ママネ」と、好みによって食べ分けられるのも魅力です。お好きなタイプをぜひ試してみてくださいね♪
