レストランやカフェが数多く点在するヒロ。そんなヒロで古き良きハワイを感じる朝食スポットとしておすすめなのが「ケンズ・ハウス・オブ・パンケーキ」。1971年から営業を続ける魅力たっぷりの老舗ダイナーをご紹介します♪
ヒロの人気老舗食堂!
ヒロの人気レストランとして必ず名前が挙がるのが「ケンズ・ハウス・オブ・パンケーキ」!名前にパンケーキが付いていますが、パンケーキ専門店というわけでなく充実したダイナーメニューが揃っています。
手頃な価格設定なのはもちろん、ココナッツやリリコイ・ベリーの手作りシロップなどハワイならではの味を楽しめるのも魅力。ヒロの小さな町に珍しく24時間営業で、時間帯を気にせずに食事を楽しめます。
ケンズ・ハウス・オブ・パンケーキへの行き方
ヒロのダウンタウンからほど近い場所にあるレストランは、リリウオカニ公園からほぼ真南の場所に位置します。ヒロの町にある大型リゾートホテル「ヒロ・ハワイアン」からは徒歩圏内の距離となり、公園沿いを歩く散策がてらアクセスも可能です。
ダウンタウンからは2.4km東方向で、車で5分・徒歩で30分の距離。湾沿いを続く大通り「ママラホア・ハイウェイ」を真っ直ぐ進むと、11号線の手前右側にレストランの看板が見えてきます。
店舗の外観
大通り沿いにある店舗は、アメリカの郊外で見かける一般的なカジュアル・ダイナーのような見た目と雰囲気です。車の行き交いが激しい通りに面しているからか、屋外ダイニングスペースはありません。
店内の様子
店内は広く、エントランスから入ってすぐにベンチが設置された待合スペース、その奥にチェックインデスクがあります。ここで人数を伝えるとテーブルを案内してもらえます。入って左側に広いダイニングスペースがあり、右奥キッチン。キッチン前には1人用に便利なカウンター席も設置されています。
店内のダイニング席は全てブース形式で、2人でもゆったりとしたスペースで食事ができるのが魅力。赤のポップなベンチ席がアクセントとなった内装は、レトロ感に溢れています。2021年春の時点では感染対策として、テーブルをひとつづつ空けて使うように造花が置かれています。
メニューはこんな感じ!
2021年時点でのメニューはこのような感じ。パンケーキの生地はバターミルク・ココナッツ・マカデミアナッツ・バナナと4種類揃っています。パンケーキのほかにも、ワッフル・フレンチトーストが選べ、卵料理もオムレツはもちろん、エッグベネディクトもオーダー可能です。
ハワイご飯は、サイミン・ロコモコ・オクステールシチュー。朝食だけに特化していないので、いろんな時間帯で使えそうです。また、接待もフレンドリーで、3枚セットパンケーキを「メニューにはないけど、ココナッツ・マカデミアナッツ・バナナの3種類を1枚ずつ頼んでいい?」と聞いたみたら快くオーケーしてもらえました。
パンケーキとオムレツをオーダー
こちらが今回オーダーした「ベジタブルオムレツ(USD17.95)」と(勝手にアレンジした)「アソート・パンケーキ(USD14.4)」。オムレツにはハッシュブラウンとトーストが付いてきます。ぞれぞれかなりのボリュームで、これふたつで大人3人でも十分にお腹いっぱいになる量です。シェアする前提で、あまり欲張らずにオーダーしましょう。
パンケーキには、定番のメープルシロップだけでなく手作りのリリコイ・ココナッツ・ベリーシロップが付いてきます!それぞれのフレーバーを少しづつ楽しめ、飽きずにパンケーキを楽しめますよ。ちなみに筆者はリリコイが1番お気に入りでした。
それぞれの生地の断面図はこんな感じ。特に好みだったのが、マカデミアナッツ。マカデミアナッツが贅沢にゴロゴロ入っており、ナッツのクランチーな食感はふんわりとした生地との相性抜群です。
人気の手作りシロップはこのようなテクスチャー。きちんと煮詰めてあり、とろりとしてパンケーキの生地に程よく絡んでくれます。量が多くて食べ切れない場合は、お持ち帰りももちろん対応してもらえます。
全体の感想
1971年のオープン当初から観光客だけでなく、ロコからも愛される老舗ダイナー「ケンズ・ハウス・オブ・パンケーキ」。パンケーキが好きな人はもちろん、ハワイらしいフレンドリーな接待を感じられる場所でもあります。営業時間も長いので、ヒロの町で食事に困ったら、ぜひ候補に入れてみてください♪
店舗情報
- Ken’s House of Pancakes
- 住所:1730 Kamehameha Ave, Hilo, HI 96720
- 営業時間:コロナ禍 6AM-9PM(通常は24時間)
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