ラスベガスからレンタカーで日帰りができる「デスバレー国立公園(Death Valley National Park)」。アメリカ最大の面積を誇る国立公園だけあり、見どころも満載です。今回はラスベガスからレンタカーを使った行き方と、広大な砂丘で知られる「メスキート・フラット・サンドデューンズ」へのアクセス方法などをご紹介します。
デスバレー国立公園への行き方
ラスベガスからデスバレー国立公園までは、車で約2時間(約241km)の距離になります。国立公園にはエントランスが数カ所ありますが、メスキート・フラット砂丘へは、「ヘルズ・ゲート(地図B*)」からの入園が近道。まず、ラスベガスの市内を西側に横断し、国道95号線を北にまっすぐ走ります。ビーティ(Beatty)の町で交差する374号線を左折し、約20分ほど走ると国立公園入り口に到着します。
道中は大自然の中を走るコースで、ガススタやレストランなどは皆無です。給油は先にラスベガスで済ませておきましょう。
谷の手前にあるヘルズ・ゲートに到着!
374号線をひたすら南下して行くとデスバレー国立公園のゲートが右側に見えてきます。通常国立公園の入り口には、入場料を支払うブースがありますが、ここは何の規制も無く公園内に入れます。
ヘルズ・ゲートは道路がふたつに分かれる手前に、簡易的な休憩所とトイレが設置されているだけの殺風景なエリアですが、谷底に広がる真っ白な塩海原を見下ろすことができるビュー・ポイントとして知られています。
また国立公園の入場料を支払うセルフサービスの機械も設置されており、ここでパスを購入することも可能。国立公園のマップも設置されているので、公園の位置関係を把握するのにもぴったりです。
長い運転で疲れた身体をストレッチするためにも、ぜひ車を降りて周りを散策してみましょう。ここで入場料を支払ったら、レシートは必ずダッシュボードの上に置いておきます。
メスキート・フラット砂丘の景色!
ヘルズ・ゲートを出発したら、いよいよ谷底に向かって降りるコースがはじまります!メスキート・フラット砂丘 (地図C*)へは、右側の道路を使い約20分程度のドライブです。
砂丘まではゴツゴツした岩場と枯れたような低木があるだけの荒野のような景色が続きます。
ここは以前この地帯に定住していた先住民「メスキート・フラット」の名前がついた砂丘で、サラサラの砂地が突如として現れる不思議な場所です。またその異様な空間は、映画『スター・ウォーズ(エピソード6/ジェダイの帰還)』の撮影が行われた場所としても知られています。
実際の砂丘までは、専用の駐車場を降りてすぐですが、本格的な高い砂丘に登るには約1.2キロのハイクが必要です。アメリカ国内でも最も低く、最も乾燥し、最も暑くなる場所として知られるデスバレー国立公園、特に暑い時期は危険が伴います。本格的なハイクを行うのであれば、日の出前か夕刻の時間がおすすめですよ。
その日の状況を判断しながら荒野の中に突如現れる砂漠の異世界で、思い思いの時間を過ごしてみてください。
最後に
アメリカの国立公園の中でも非常にユニークな存在として知られる「デスバレー国立公園」。中でもアクセスが簡単なメスキート・フラット砂丘は、ぜひ立ち寄りたい見どころのひとつです。陽を遮るものは無いので、砂丘に入る前に日差し対策を万全に行なってくださいね。
2 Comments
こんにちわ!
何か砂漠の中に道がある感じですね。
日本にはない風景なので興味あります。
ネコシバさん
いつもコメントありがとうございます♪
デスバレーは全体的に乾いた荒地の公園といった感じですが、大自然を楽しめる場所です。
確かに日本にはあまりない風景かもしれません^^