鉢植えコーデックスプランツ成長記録・2023年3月編【シンプルライフ】

2021年1月から地味に続く観葉植物コーデックスプランツの成長記録。春分の日が近づく北カリフォルニア州サンフランシスコで、現在鉢植えしたコーデックス、フィランサス・ミラビリスとステファニア・エレクタと去年仲間入りしたステファニア・スベローサの3種類をご紹介します♪

コーデックスプランツ(塊根植物)とは?

ジャガイモのようなずんぐりとした見た目と、厚い木の層のような表面で覆われた多肉植物が「コーデックスプランツ(Cordex Plants)」です。幹の部分が膨らんだタイプが多く、根っこや葉の代わりにここの部分に水分を蓄えるのが特徴。すっきりとした見た目ではなく、どちらかというと不恰好なシルエットで育てていくうちに愛着が湧いてきます。

代表的なコーデックスプランツとして挙げられるのが、マダガスカルのバオバブやの木や、園芸センターやIKEAでも見かける小さなガジュマルの木(Ficus Microcarpa)。一風風変わりな見た目が、近年インテリアのおしゃれなアクセントとして人気です。

新たにお迎えしたステファニア・スベローサ!

前回の記事を書いた直後あたり、2022年7月にお迎えしたのが、ステファニア・スベローサ。こちらもEtsyのサイトで、タイのセラーさんからオーダーしました。このコーデックスはタイ南西部サラブリー県プラプッタバートの石灰岩地帯が原産地とされ、石灰岩の岩山にある常緑低木や竹林に、他の固有種と一緒に生育する品種です。葉っぱはステファニア・エレクタと比べると楕円形でハートの形をしていること、茎が短く塊根の部分がさらにずんぐりとしているのが特徴。エレクタに比べるといまいち華がない感じですが、愛着が湧きそうなシルエットです。基本的にお世話の仕方は全く同じで、直射日光を避けた明るい場所で育てます。

こちらが2022年7月23日、タイから届いた箱を開封した様子。既に根の部分には細い繊維のようなものが出ています。こちらは以前アマゾンで購入した怪しげな塊根と比べると、一目瞭然でどちらが根っこか分かります。

すぐに根本部分のみを培養土に埋めて、テラコッタの鉢に鉢植えを行いました。エレクタと比べると、塊根の部分が木の幹に似た質感であるのが分かります。ここから観察を経過観察をはじめます。

鉢植えをしてからわずか1週間。暖かい天候も相まってか、7月30日に小さな目が塊根の上部から顔を出しました。意外と茎がしっかりとしています。

夏を過ぎた11月上旬の様子。新芽の茎がしっかりとしているのが分かります、ただし、エレクタほど茎がどんどん伸びる訳ではなく、このままの状態が1ヶ月ほど続いた段階です。

そしてこちらが冬越しした3月の様子。11月の後の記録を探しましたが、画像が見つからずおそらく葉を出す前に寒さで枯れてしまったものと思われます。これから夏に向けての成長は、しっかり記録したいと思います。

ステファニア・エレクタの観察記録

こちらが同じく2022年7月の様子。春先に出てきた新芽はどんどんと伸びて、結構な高さに成長しています。

そしてこちらが3月の様子。今回は前回ほど葉の大きさはなく1枚だけ付けて冬の間に枯れてしまいました。茎の長さを測ってみると32センチ。結構伸びた感じですが、残念ながら葉の付いた画像が残っていません。

去年と同じように、塊根から小さな新芽が出ているのが分かります。ただ気になるのが塊根の窪み。冬を越す度に徐々に歪な形に変化しているのが分かります。

これは2021年7月の様子。当時は塊根がきれいな円形でした。これは塊根から栄養分を吸収しているのか、水分が多すぎるのが気になるところ。今後どう形が変わっていくのか経過観察したいところです。

フィランサスミラビラスの観察記録

7月のフィランサス・ミラビラス。冬越しで3本中、1本が枯れてしまいましたが、残りの2本は綺麗な葉っぱを付けて、初夏の日差しを吸収しています。

こちらが11月の様子。葉っぱが茂って、夏の間しっかり太陽光を吸収した感じが見て取れます。これから冬になるにつれて葉が落ちるのかが気になるところです。

こちらが現在の様子。一本は茎が四方に伸びて、葉が落ちている段階です。もう一本は既に葉が落ちており茎だけが残っている状態。

前回の観察記録で3本中1本が枯れてしまった、とお伝えしましたが、残り2本のうち、1本の塊根も細くなっており、ほぼ膨らみがなくなった状態です。これがなくなると枯れてしまうのかもしれません。夏に向けて新しい葉を出してくれるのか経過観察を続けます。

ホヤの花観察記録

今年はじめてホヤ・マクロフィラの花が開花しました。あまり成長は感じない品種でしたが、冬の間に茎が伸びてそこからペダンコが登場し、1月に開花しました。

ただし残念だったのが、ホヤの天敵、害虫ミーリーバグのせいで蕾がきちんと育たず花が中途半端に開花してしまったこと…。現在は対策をしっかり行なっているため、今後また開花した際にはレポートしたいと思います。

最後に

前回から結構期間が開いてしまいましたが、現在3月時点のコーデックスの様子をお伝えしました。これから暖かくなるにつれて、エレクタもスベローサもまん丸で繊細な葉を付けると思われるため、夏の終わりあたりに再度レポートしたいと思います。

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