観光都市サンミゲルアジェンデには多くのレストランやカフェが点在します。今回は筆者が訪れて、ぜひおすすめしたいチュロスとホットチョコレートのカフェをご紹介します。
サンミゲルアジェンデの行列ができる有名店
今回ご紹介する「チョコレートとチュロス サンオーガスティン」は、サンミゲルの旧市街に位置するお店です。観光ガイドにも必ず登場するチュロスのお店で、週末や観光シーズンには行列ができる人気店。もし訪れるなら、朝ご飯用に早朝か、閉店間近の8時前後がおすすめです。
このカフェは市内に2ヶ所ありますが、オリジナル店はサンフランシスコ教会の向かいにある店舗となります。旧市街であれば、徒歩でのアクセスが可能です。
カフェの外観と周辺の様子
こちらが店舗の様子。サンフランシスコ通り沿いとジュアレス通りのほぼ交差したスポットにあります。目立つ看板などはなく、エントランスも分かりにくいので、この明るい煉瓦色の建物を目印にしましょう。
エントランスはサンフランシスコ教会の真前にあり、教会前のプラザから通りを渡ってすぐの場所です。
カフェの内観
メインエントランスを入って右手にあるダイニングセクションの様子。旧市街にしてはゆったりとしており、壁中至るところに写真が飾られています。パステル色の壁と高い天井、藤の椅子や天井に下げられたバスケット、となんとなく懐かしい異国情緒を感じます。
エントランスの真前にあるのが、ドリンクカウンター、左手にチュロスのカウンターが設置されており、ここでチュロスが手作りされています。ここの奥にあるのがキッチンです。
ここが手作りチュロスのカウンター。オーダーすると熱々のチュロスを揚げてもらえます。
ちなみにこのカフェのオーナーはメキシコの女優マルガリータ・グラリアさんという方。彼女の作品のポスターなどが至るところに展示されています。
サンフランシスコ通りに面した窓からの景色。窓は開放されており、カフェ内から教会とプラザが見渡せます。
メニューとオーダーしたもの
まずはメニューの様子。このように、ドリンクをオーダすると、チュロスが3本、もしくはフィリングが入ったチュロスが1本漏れなく付いてくるシステムです。気づかずにオーダーした場合は、3本のチュロスが自動的に付けられます。ホットチョコレート専門店だけあり、種類スペイン風、フランス風、メキシコ風など豊富です。
こちらが揚げたてのチュロス。こちらは砂糖抜きタイプ。正直3本あれば、3人で十分の量ですが軽い食感で意外と食べられます。
こちらがホットチョコレートとコーヒーのブレンドと通常のチュロス。砂糖抜きと言わないと、このようにたっぷりの砂糖がまぶされたスタンダードタイプが登場します。
続いてオーダーした朝食。まずはフエボスフローレンティノス。アメリカのエッグスベネディクトのメキシコ版です。ホーランデールソースが、チーズベースとなっておりどちらかというとチーズ掛けの卵と言った感じ。アメリカではこれをオーダーするとサラダとポテトが付いてきますが、こちらはシンプルなアラカルテタイプ。可もなく不可もない味わいです。
メキシコの定番朝食フエボスランチェロス。トルティーヤの上に焼いた卵が乗せられ、サルサソースがたっぷりとかかった一品です。たっぷりのサルサがマイルドな卵と良く合う、典型的な朝ご飯です。
こちらもメキシコ朝食の定番チラキレスとフエボスディボシアドスと呼ばれる料理が合体したもの。両方食べてみたい観光客のツボを押してくれるメニューです。
通常フエボスディボシアドスにはポテトが付いてきますが、こちらは卵の下がチラキレスで、2種類のサルサが付いてきます。こちらもまさに定番の味わいです。フエボスランチェロスと共に、メキシコ風ホットチョコレートとの愛称は抜群です。
最後に
サンミゲルを訪れたら、ぜひ試してほしいカフェをご紹介しました。ここは熱々のチュロスが早朝から夜まで食べられるだけでなく、朝食、ランチ、ディナーとどの時間も開いているのが魅力。雰囲気とサービスも良いため、まさに観光客向けだと言えます。チュロスとホットチョコレートはお持ち帰りもできるため、ぜひ一度サクッと軽い食感のチュロスを試してみて下さい♪
スポット情報
- Chocolates y Churros San Agustín
- 住所:San Francisco 21, Zona Centro, 37700 San Miguel de Allende, Gto., Mexico
- 営業時間:8AM-9PM