ボゴタの旧市街にあり、観光客にもローカルに人気の食堂「ラ・プエルタ・ファルサ(La Puerta Falsa)」。旧市街観光の際にぜひ立ち寄ってほしいおすすめスポットをご紹介します♪
場所は旧市街の観光名所「ボリバル広場」の真隣
ここの食堂のおすすめポイントは旧市街でも観光に便利なロケーションにあること。旧市街での観光に欠かせない「ボリバル広場(Plaza de Bolívar de Bogotá)」から歩いてすぐの路地に位置します。
ボゴタの行政機関が集まったこの広場を観光したあとに、11番通り(Calle 11)を南に半ブロック進むと、左手にレストランがあります。この11番通りはこのまままっすぐ数分進むと、コロンビアを代表する画家・彫刻家「フェルナンド・ボテロ」の作品を展示する「ボテロ美術館」も。旧市街の名所巡りの途中に寄りやすい立地条件が第一の魅力です♪
1816年から続く老舗食堂!
加えての魅力は、なんと200年以上続く老舗食堂であること。コロニアル様式の建物が立ち並ぶ昔ながらの路地に、1816年から営業を続けるこの食堂、客層も観光客と地元民が程よくミックスされています。
ちなみにこの「ラ・プエルタ・ファルサ」は直訳すると「フェイク・ドア」という意味に。200年前に営業をはじめた当時はまだ名前がなく、通り向かいの教会の壁に敵の攻撃をかわすためのフェイクドアがあったことから「フェイクドアの近くにある場所」と呼ばれたのが由来。このように老舗ならではの歴史を感じるエピソードも持ち合わせていますよ♪
店内の様子
店内は典型的なコロニアル様式で、白い漆喰の壁に基礎となる太い木材が使われています。中に入るとすぐ左に工房があり右側の壁沿いにカウンター席が10個ほど並んでいます。
細い階段を上がるとテーブルが4つ、そして壁際に続く細長いカウンター席が続くこじんまりとしたスペース。ここは常に混み合っているため、空いた席があればすぐに案内してもらいましょう。
おすすめはアヒアコスープとタマレス!
典型的なコロンビアの家庭料理を提供するこの食堂、メニューも10品以内と非常にシンプルです。おすすめなのがコロンビアを代表するチキンスープ「アヒアコ(Ajiaco)」と「タマレス(Tamales)」。どちらもチキンの出汁が染みたどこか懐かしいほっとする味わい。
また、肌寒い日に身体に染みるミルクスープ「ペト・コンプレト(Peto Completo)」もぜひ試して欲しい一品。これは付け合わせのきび砂糖を入れていただきます。どれもたっぷりとした量ですが、素材を活かした優しい味なので無理なく食べ進められますよ。
最後に
ボゴタの旧市街で昔と変わらないスタイルで営業を続ける「ラ・プエルタ・ファルサ」をご紹介しました。古い建築様式のレストランで食べる家庭料理は、植民地時代の雰囲気を十分に楽しめます。支払い方法は昔と変わらず現金オンリーなので、訪れる前に現金の持ち合わせがあるかを確認してくださいね。
店舗情報
- La Puerta Falsa
- 住所:Cl. 11 #6-50, Bogotá, Colombia
- 営業時間:6AM-9PM
※記事内のコロンビア・ペソから日本円への換算は、1COP≒0.027円で計算しています
2 Comments
こんばんわ!
コロンビアの情報ありがとうございます!
訪れたこともなく、ほとんど知識ないので、
すべてが目新しくて新鮮です。
町並みも素敵です。
ありがとうございます!
ネコシバさん
コメントありがとうございます♪
コロンビアは近年ヨーロッパを中心に人気の観光地へと変わってきています。
物価は安く、コーヒーがおいしく(これ重要!)現地の人もとてもフレンドリーです。
旧市街は特にコロニアル様式の建築が素敵ですね〜