サンフランシスコの絶品手作りアイスクリーム「Bi-Rite Creamery」人気の4フレーバーを食べ比べ☆

サンフランシスコで最も知名度のあるアイスクリーム 店「Bi-Rite Creamery(バイライト・クリーマリー)」。地元のオーガニック食材を厳選し、人口添加物を一切使わず小さな工房で1から手作りするこだわりと、素材を活かした濃厚な味わいが人気です。今回はここの人気フレーバーを4種類テイクアウトして食べ比べしてみました☆

テイクアウトを中心に販売中!

2020年8月現在、バイライト・クリーマリーは店内テーブルの利用を制限し、あらかじめオンラインオーダーをしてピックアップするか、店頭でオーダーする方法が取られています。今回は公式サイトから人気の4種類をカップ(USD5.5)でオーダー。ピックアップの場合は、名前を確認したあと店頭にある小さなウインドウから受け取りができ店内に入る必要はありません

アイスクリームの購入方法

オンラインで予めオーダーしなくても、立ち寄って食べたい場合は店内に入って購入ができます。店内に入り奥にカウンターがあるので、まずスモール(USD5)かミディアム(USD7)のサイズを選びましょう。サイズを決めたら、カップかコーンを選択します。あとはスモールは2種類・ミディアムは3種類までフレーバーを選択すれば完了。

アイスクリームのほかに、ソフトクリーム(USD5)も購入でき、2020年8月の時点でフレーバーはバニラかドルチェ・デ・レチェの2種類を選べますよ。

あとは店内右手にある即席レジで会計を済ませると完了。店内はマスク着用必須なので、通りに出てから食べるようにしましょう。

この4種類を食べ比べするよ!

今回テイクアウトしたアイスクリームは、1. Malted Vanilla (モルトバニラ) 2. Salted Caramel(塩キャラメル) 3. Honey Lavender (蜂蜜ラベンダー)4. Balsamic Strawberry(ボルサミコ苺)の4種類。ボルサミコ苺は季節限定フレーバー、その他は定番人気フレーバーです。

蓋を開けたときの質感はこちら。冷凍庫から出して数分であるにも関わらず、クリームの含有量が多い塩キャラメルとモルトバニラは既にアイスが溶けかかり柔らかくなっています。対して蜂蜜ラベンダーとボルサミコ苺はまだ表面が硬くカチカチの状態です。

1. 塩キャラメル

アイスクリーム特有の気泡が見える魅力的な見た目です。柔らかそうな質感でスプーンも抵抗なくすっと入ります。口に入れるととても滑らかで、濃厚なキャラメルの味が口いっぱいに広がります。

キャラメル特有のほのかな苦味もあり、子供より大人が好きそうな味。人工甘味料特有のくどい甘さが皆無で、後味もしつこくありません。万人に受け入れられる味わいでベストセラーなのも納得です。

2. モルトバニラ

柔らかい質感で、スプーンがすっと刺さるアイスクリーム。非常に溶けやすく、淵から徐々に溶けてもったりしてきます。中にチョコレートソースが程よくブレンドされており、見た目は甘いファッジのような印象。

今回のフレーバーで1番甘さが際立ったのがこちら。チョコレートソースのほかにピーナツ味のキャンディーもブレンドされており、口に入れるとまず、ナッツの強い風味を感じます。

噛むと飴が砕けてジャリジャリ食感に最初はびっくりするはず。結構ジャンキーな味で、バニラアイスこそすっきりとして上品なものの、組み合わせにパンチがあり食べ応えは抜群です。アメリカンスイーツが好きな人や、濃厚ミルクシェイクが好きな人にはおすすめ。あっさりアイスが好きな人は避けた方が無難かもしれません。

3. 蜂蜜ラベンダー

まるでバニラのような真っ白な色あいの蜂蜜ラベンダー。ラベンダーを彷彿させるような面影は全くなく、本当に真っ白です。まだカチカチの状態で、スプーンの入りが悪く溶けるのに時間が掛かるほぼシャーベットに近い質感です。最後はかき氷のようなガリガリ感がありますが、徐々に溶けてくると、スムーズで滑らかな口当たりに変化します。

口に入れると、とにかくラベンダーの主張にびっくりします。ラベンダーの香りが鼻から抜けて、とても爽やか。蜂蜜の味は特に感じませんが、コクのある甘さは蜂蜜ならでは、といったところ。ラベンダーとの絶妙な相性も魅力。この4種類のフレーバーの中では1番あっさりとしていて、シャーベット感覚で食べられます。甘いアイスクリーム好きな人は物足りなく感じてしまうかも。

4. ボルサミコ苺

最後はボルサミコ苺。結構硬めの質感で、スプーンを挿すにも力が入ります。溶けるのに時間が掛かるので、店頭で買って、ゆっくり外で食べたいとき向き。苺入りですがそこまでピンクが主張しておらず、素朴というか地味な色合い。スプーンですくうと苺の小さなつぶつぶが見えます。このフレーバーは、色や形が悪く通常であれば廃棄対象となる苺を救う目的で作られたのだとか。

ボルサミコ酢を加えたアイスクリームは、口に入れると苺の甘酸っぱい風味を感じます。ボルサミコ酢の主張はなく、苺に上品なコクと甘みを加えたような味わい。とにかくローストした苺の香りが贅沢です。

最後に

今回の4つのフレーバーはどれもおいしかったのですが、筆者が特に好きだったのが「蜂蜜ラベンダー」でした。蜂蜜とラベンダーの斬新な組み合わせとコクのある爽やかさは、意外だけどまた食べたくなる味です。サンフランシスコ近郊にお住まいの方は、予め公式サイトでピックアップを予約しておくと現地での支払いもなくスムーズです。

店頭では紙バッグに入れて無造作に手渡されます。もちろん保冷剤などはもらえません。遠方から向かう場合は、対策としてアイスボックスなどを持参しておくと便利ですよ。

店舗情報

  • Bi-Rite Creamery
  • 住所:3692 18th St, San Francisco, CA 94110
  • 営業時間:1–8PM
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