サンフランシスコから北に車で約30分の距離にある郊外の町「サンラファエル」。ここに今年新たなラーメン店「麺や庄の」がオープンしました。実はここ、サンフランシスコ市内でなかなか入れない「Mensho Tokyo」の姉妹店！今年オープンしたばかりの穴場ラーメンスポットをご紹介します。

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「麺庄東京」とは

麺庄東京は、サンフランシスコのダウンタウンに店舗を構える大人気のラーメン屋さん。クリーミーでコクのある鶏白湯のスープが売りで、今までアメリカで主流だったとんこつや味噌に変わる全く新しい味を提供しています。

テンダーロインにある本店がオープンしたのは2016年。店内は日本のラーメン店のように狭く、長いカウンター席に25人程度が座れるほど。そのため、常に店頭に行列ができることでも知られています。鶏白湯の美味しさから、ミシュランガイド・カリフォルニアにも載るサンフランシスコで1.2位を争う人気ラーメン店です。

姉妹店がサンラファエルに登場！

なかなか訪れるのにハードルが高かったサンフランシスコの麺庄東京ですが、2021年4月、サンラファエルの街に姉妹店がオープンしました！姉妹店は郊外の店舗だけあり店内も広く、店頭の歩道にパティオ席も確保され、ゆったりとした店構えなのが大きな魅力。家族連れでも、話題のラーメンを楽しめます。

場所は、サンラファエルダウンタウンのメイン通り「4番街」沿いにあり、アクセスにも非常に便利です。Lootens PlaceとA通りの間にあり、サンラファエルのダウンタウンを散策するついでに簡単に立ち寄れる立地条件も魅力です。

レストラン付近の様子

レストランがあるサンラファエルのメイン通り「4番街」の様子。歩道も車道もどちらも広く、ゆったりとした通りは郊外の街ならでは。交通量も比較的少なく、家族連れが多くのんびりとした雰囲気です。治安もよく、日中であればひとりで歩いても問題はありません。

外観の様子

レストランの外観はこのような感じ。4番街に面した店舗は、モノトーンのシンプルなデザイン。店頭は全てガラス貼りで、通りからよく見える位置に大きなちょうちんが吊るされています。暖簾に記された「麺や庄」のデザインで、なんちゃって日本風ではなく。本格和風であることが分かります。

レストランの内観

メインエントランスから入った様子。右側奥にカウンターと厨房があり、その左にドリンクバーがあります。店内はコの字になっており、どちらにもテーブルが置かれています。テーブルの間隔はゆったりとしており、混み合うテンダーロインの本店とはまったく違う雰囲気です。

店内一番奥から見た様子・カウンターの上に置かれた木箱が印象的。全面ガラス張りの店内は、奥まで自然光が入り込み非常に明るい雰囲気です。剥き出しになった天井のパイプは、今流行りのインダストリアルな内装ですが、木材がほどよく組み入れられており、トレンドと和の雰囲気が絶妙にブレンドされています。

今回オーダーしたもの

店内での飲食ですが、まず店頭で人数を告げ、テーブルに案内してもらいましょう。各テーブルの上にメニューが置かれており、スマホでそれぞれオーダーする仕組みになっています。店内にスタッフはいますが、テーブルに案内してもらい、お水をいただく以外は全てセルフサービスという形です。まだアメリカでは珍しいシステムですが、先にお会計を済ませるので、食事が終わったらチェックを待たずに速やかに退席できるのが便利です。

最初にオーダーしたのが「えのきチップス」。えのきを揚げるという発想が面白い一品です。サクサクとした軽い食感で程よいあっさり感も。えのき独特の旨味を味わえます。

続いては「スパイシー・コーンウィング」。こちらはメキシコのエローテスパイスが使われており、なんだか意外な味付け。そのまま食べれるかと思いきや、芯があるので要注意です。

こちらが王道メニューの「鶏白湯ラーメン」！とにかくスープが濃厚でクリーミーです。スープというより。ほぼシチューに近い濃厚さで、これが鶏の出汁！？と思えるほどしっかりとした味わいです。麺との相性も抜群で、確かに今まで食べたことのない味。薄切りの牛蒡のフライととろとろのチャーシュー、トッピングのレベルもかなり高く感じました。