日本人シェフが手掛ける話題のフレンチビストロ「Mijote」

2022年にオープン以来、リラックスしたビストロの雰囲気とフランス料理の精密な技術を融合させた料理で人気のミッション地区のフレンチビストロ「ミジョテ」。2025年、ジェームズ・ビアード賞の「ベストシェフ：カリフォルニア」のファイナリストに選ばれた日本人シェフが手掛ける話題のレストランをご紹介します。

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現在サンフランシスコで注目の日本人シェフが手掛けるレストラン

毎年注目される料理界のアカデミー賞と呼ばれるジェームス・ビアード財団の、今年のベストシェフ・ファイナリストにノミネートされたのが、このレストランの料理長を務める Kosuke Tadaさん。大阪出身の方で、地元のフレンチビストロでキャリアをスタートし、21歳でフランスへ渡航。パリのミシュラン星付きレストランで腕を磨き、マルセイユでも研鑽を積んだ経歴のある方です。こちらのレストランをオープンする前は、オークランドでポップアップレストラン「Bistro Kosuke」を経営されています。

2024年にミシュランガイド入りを果たし、今年ファイナリストに選出されたことで一気に知名度が上がり、今最も注目されるレストランのひとつとして知られています。

ミジョテの外観

ミジョテはミッション地区、ハリソン通り沿い20丁目の角に位置します。ここは以前「ササキ」というお寿司屋さんだった場所で、通り向いには以前ご紹介した人気のイタリアレストラン「Flour + Water」があります。通りの角にあるレストランの外観は、至ってごく普通のコーナー店舗という感じ。大きな看板などはなく、店頭に置かれた黒板が目印です。

アクセス方法

ミッション地区に位置するレストラン、ユニオンスクエア方面からは、バスでのアクセスが便利です。マーケット通り沿いを南方面に走る9番線（Bayshore & Vistacioni行き）に乗車し、Potrero Ave & 19th Stのバス停で下車。真っ直ぐ19丁目を西の方向に7分ほど歩きましょう。ハリソン通りに着いたら左に曲がり、1ブロック歩くと左手の角にレストランが見えてきます。移動時間は約30分です。

レストランの内装

メインエントランスから入った店内の様子がこちら。以前お寿司屋さんだった名残で、右手に木製のどっしりとした立派な寿司カウンターがそのまま残されています。14のカウンター席のほか、壁沿いにテーブル席が7つほど。

程よい広さのサイズ感と木彫を基調とした内装、まさに畏まらずにリラックスして食事ができる空間作りがされています。

メニューとコース

テーブルに座るとまず、小さな紙に印刷されたその日のメニューを持ってきてもらえます。形式は日替わりの4コース・プリフィックス（約$82）で、テーブルでシェアができるオプションの追加メニューも用意されています。タコをアメリカのレストランで食材として見かけるのは珍しいため、今回はこちらをオーダーしてみました。