商品の回転が早いトレジョでも品切れ商品を多く見かけるようになった初夏、今までコンスタントに登場していたスモールロットコーヒーも、3月中旬以来お目見えしていません。そんな中、2022年6月〜7月にトレジョ店頭で見かけた気になる新商品をご紹介します、
【1】オーガニック・チキンナゲット(USD4.49)
まずご紹介するのが、冷蔵商品として登場した「オーガニック・チキンナゲット (Organic Chicken Nuggets)」。チキンナゲット自体は冷凍品が定番商品として売られていますが、今回はオーガニックであることを全面に推した商品になります。240g入りでお値段5ドル。平たいプラスチックトレー入り。すでに調理済みの状態なので、温めるだけで完成する加工品です。
原材料は多い順に「鶏胸肉→水→全粒粉→海塩→コーンスターチ」。原産国の記載はありません。密封フィルムを剥がすと、比較的強いにんにくとスパイスの香りを感じます。加熱方法は、425℉(218℃)のオーブンで2・3分温めるだけ。もちろん電子レンジでもOKです。すでに調理済みなので、要は好きな方法で温めれば完成です。
オーブンで指示通りに温めてみました。オーブンだと衣がカリッと仕上がります。
味の感想ですが、まさに典型的なチキンナゲット。鶏胸肉のしっかりとした食感と衣に味付けされたスパイスが、食欲をそそります。味付けがしっかりされているため、このままでも十分なおいしさです。まさに子どもが好きそうな味わいです。
【2】カシューバター・カシュー (USD4.99)
続いてはカシューバターでコーティングされたカシュー「カシューバター・カシュー (Cashew Butter Cashews)」。最近流行りのプラントベースバターが使われた商品です。お値段は5ドルでちょっとお高め。227グラム入り。
カシューひと粒がぼってりとしたシルエットで、食べ応えはありそうです。面白そうなのでこちらも入手。主原料は「カシューバター→ひまわり油レクチン→人工バニラ→海塩→カシューナッツ」。原産国の記載はありません。原材料を見る限り、ジャンキーさは歪めません。
コーティングはクッキーのような質感で、意外と柔らかめ。甘さが強く、まさにクッキー生地で覆われたカシューという表現がぴったりです。「これはカロリーが高そう」と思ってチェックしたら、期待を裏切らない8個で160kcal。個人的にはちょっと甘くて重いのですが、トレッキングなどのお供には良さそう。山登りやハイキングの際にあったら嬉しい商品だと思われます。
【3】タイ・バナナフリッター(USD3.79)
6月下旬あたりに登場した冷凍デザート「タイ風バナナフリッター(Thai Banana Fritters)」。タイレストランのメニューで見かけるあのデザートです。冷凍食品で内容量は190g・お値段約4ドル。ヴィーガン・グルテンフリー商品です。
開封した状態がこちら。一箱に約10cm前後に形成されたバナナが5つ入っています。主原料は多い順に「バナナ→ココナツミルク→米粉→ココナツフレーク→砂糖」。ココナツミルクと米粉を使用することでヴィーガン・グルテンフリーに対応しています。原産国はタイ。
加熱方法は425℉(218℃)のオーブンで、3分焼いた後にひっくり返して更にもう1分焼くだけ。加熱は意外と短時間です。表面がクリスピーになったら完成のよう。
断面図はこのような感じで、バナナがしっかりと入っています。味はバナナフィリングが入ったドーナツという表現がぴったり。ただバナナの量が多いため、もしドーナツだとすればかなり贅沢だと思えます。スパイスをほぼ感じない、万人受けする味わいは、バニラアイスクリームとの相性も良さそうです。
【4】プロポリス・ショット(USD1.99)
以前ご紹介したプロポリス喉用スプレーに加えて、新たに登場したのが「亜鉛入りプロポリスショット(Propolis Shot)。同じくBEE & YOUという製造メーカーのものになります。50ml入り容器に入って、お値段2ドル。主原料は多い順に「オレンジジュース→生蜂蜜→プロポリスエキストラクト」。生産国はトルコです。要冷蔵ではありません。
蓋を上げた状態。遮光性のプラスチックボトルが使われていますが、中はオレンジ色です。飲む前によく振るように、とのこと注意書きが書かれています。
色が分かりづらかったので、ガラス製コップに入れてみました。色的には、オレンジジュースをちょっと濃くした感じ。味は想像の50%ぐらい甘く、砂糖入りジュースを飲んでいる感じです。まさにはちみつ入りオレンジジュース。飲みやすさに関しては、プロポリス独特の苦味を感じないため子どもでも飲みやすそうです。免疫を高めるプロポリスと風邪やインフルエンザを予防や症状を和らげる可能性があるとされる亜鉛入りなので、風邪を引き掛けたときに飲むと心強く感じそう。念の為に数本持っていると、「ちょっと体調悪いかも?」というときに喉スプレーと併用できそうです。
【5】ホヤ オーストラリス リサ(USD8.99)
6月上旬に店頭のグリーンコーナーに登場したのが「ホヤ・オーストラリス (Hoya Australis)」。ほぼ全部の鉢が緑色のスタンダードだったのに、1鉢だけリサ(班入り)が混じっていました。大体において葉の模様が入ったホヤはより割高なのに、こちらはなんと同じ値段。
5インチサイズの鉢と陶器のプランター付きでトレジョ価格なので、コスパはかなり高めです。鉢には3株のホヤが植えてあり、どの葉も健康そうです。購入してから約1ヶ月経過しましたが、環境に順応してくれたのか2株に新芽が付いています。ホヤ・オーストラリスは去年も販売していましたが、中に班入りが混じっていることもあるようです。班入りだったらかなりお得なので、ぜひおすすめです。
最後に
物流遅延の影響か、最近品切れ・入荷待ち商品を良く見かけるようになったトレジョ。陳列棚がスカスカになった状態もよく見かけるようになりました。気のせいかここ2ヶ月程、度新商品も種類が少ないように感じます。また気になる商品があったらレポートします。