ハロウィン近づく10月下旬、9月から10月の間にサンフランシスコ市内のトレジョで新発売となった商品の中から、気になるアイテムをレビューします。
1. テリヤキチキン丼(USD4.79)
10月上旬、冷凍コーナーに登場したのが「テリヤキチキン丼(Teriyaki Chicken Bowl)」。ありそうでなかったテリヤキチキン、珍しかったので購入してみました。
こちらがパッケージの様子。ツヤのあるテリヤキチキンが美味しそうです。内容量319g・お値段ほぼ5ドル。製造国の記載はないのでアメリカ国内で作られたもののようです。主原料は多い順から「米→骨無し鶏モモ肉→ブロッコリー→ボクチョイ→人参」。後は醤油とライムジュースなどが使われてますが、アミノ酸などの添加物はありません。
開封した様子がこちら。紙製のボウルに冷凍されたテリヤキチキンが入っています。機内食のような見た目です。加熱方法はこのままレンチンが推奨されています。
耐熱容器に移し替え、加熱してみました。人参の赤が鮮やかです。食べた感想ですが、白米はアメリカによくあるインディカ米が使われおり、ネッチョリとした食感。冷凍野菜には味がなく、ソースは一般的なテリヤキソースかと思ったら、意外とクミンの様なスパイスが主張してきます。想像以上にそこまで美味しくありません。ここまでそそらないトレジョの冷凍食品は珍しいかも…。残念ですが、リピはなしです。
2. クルミ入りゴーダチーズ (USD5.49)
秋の限定発売チーズ「胡桃入りゴーダ(Walnut Gouda Cheese)」。9月後半に店頭に登場しました。
パッケージはこの様な感じ。くるみがゴロゴロ入っているのが分かります。容量170g・お値段主原料は多い順から「低温殺菌牛乳→胡桃→海塩→チーズ酵母→エンザイム」。ナチュラルフレーバー入り。原産国は本場オランダです。
フィルムを剥がした様子。ゴーダチーズ特有の黄色味と弾力性が見て取れます。
味の感想ですが、胡桃が配合されているせいか意外と甘めです。ゴーダらしくマイルドでクリーミー。サンドイッチやサラダに合いそうです。ただ、胡桃の味と食感が活かされているかといえば、特にそうでもないような…。リピはおそらくなし。
3. スパイシーレッドソース(USD3.99)
10月上旬に登場したのが、スパイシーレッドソース(Thick, Bold & Spicy Red Sauce)。真っ赤なソースがインパクト大だったので思わず購入してみました。
パッケージデザインの様子。赤を基調に、商品名がドーンと書かれたかなり斬新なデザインです。内容量は454g・お値段4ドル。主原料は多い順から「トマトペースト→エクストラバージンオリーブオイル→ダイスカットトマト→にんにく→はちみつ。エクストラバージンオリーブオイル入りとは贅沢です。製造国の記載はありません。
開封した様子。質感はかなりどろっとしており、通常のトマトソースより濃い目。なんとなくスモーキーな香りがします。公式サイトには「バジル、蜂蜜、ドライトマトを加えることで、標準的なトマトソースよりもさらに複雑な風味」と書かれています。
玉ねぎのみじん切りを弱火で炒めて、にんにくを加えたのちにツナ缶を追加。最後にソースを加えてみました。思ったより酸味が強く、後味の辛さの主張が想像以上です。パスタソースでも大人用、といった感じ。甘さはそこまで感じないので、好きな人は好きな感じ。個人的にはちょっとクセが強い気がします。リピはおそらくなし。
4. 野菜のクリーム煮(USD4.49)
10月中旬に冷凍コーナーに登場したのが「野菜のクリーム煮(Cheesy Creamy Greens & Veggies)」。寒くなると食べたくなるグラタン系、サイドにぴったりなので購入してみました。
緑をメインとしたパッケージはこのような感じ。キャセロールに入ったお野菜のクリーム煮が美味しそうです。内容量454g、お値段4.5ドル。主原料は「芽キャベツ→タマネギ→ほうれん草→ケール→ひまわり油」。チーズはプロボローネとモッツァレラが使われています。原産国の記載はないので、アメリカ製のよう。
開封した様子がこちら。中に緑の塊がゴロゴロ入っています。加熱方法としてはレンチンかお鍋で7分ほど温める方法が推奨されています。
ケールが余っていたので、先に炒めてから半分の量を加えてみました。時々かき混ぜながら、蓋をして中火で7分ほど待ちます。
加熱後の様子。ケールを加えたからか、チーズの量がちょうど良い塩梅で、美味しくいただけました。ローストしたサーモンなどのメインのサイドとしてちょうど良い感じ。パンとの相性も良いです。ポテトが入っていないので、重くなく、チーズのクセもそれほど感じません。オーブンを使わず簡単に加熱できるため、リピはあり。
5. ピンクレディ・アップルチップス(USD2.29)
10月下旬に店頭に並んだのが、淡いピンクが可愛らしいピンクレディ・アップルチップス(Pink Lady Apple Chips)。ワシントン州のリンゴを真空フライしたもののようです。アップルチップスは珍しい気がします。
内容量は71g・お値段2ドルちょっと。主原料は多い順から「ピンクレディーりんご→キャノーラ油→タピオカシロップ→サトウキビ糖→シナモン」。残念ですがナチュラルフレーバーが添加されています。製造国の記載はありません。
開封した様子がこちら。意外と厚みのあるりんごチップスが入っていますが、量は控えめ。あっという間に無くなりそうです。チップスのサイズは当然ですが、かなりばらつきがあります。
食べた感想ですが、シナモンの主張が強くクリスマスっぽいの味わいが全面に出ています。甘味と酸味のバランスが良く、ちゃんとピンクレディの酸っぱさが残っています。食感は硬めなので、サクッというよりバリバリ食べる印象。ただ美味しいかと言われたら、うーんという感じ。シナモンの主張が個人的には強すぎる気がします。ただトレジョで販売されているドライフリーズのフルーツが好きな人なら好きかも。リピはおそらくなし。
最後に
2024年9月〜10月の間に店頭に並んだトレジョの新商品で気になったものを5点をレビューしてみました。これからホリデー関連の商品が次々と登場する季節、来月も気になるアイテムをまた紹介します。