ブラジル料理の定番「Feijoada(フェイジョアーダ)」は、サンパウロを訪れたらぜひ一度は食べたい料理。水曜日と土曜日にしか食べられないこちらの煮込み料理を楽しめるおすすめレストランをご紹介します♪
フェイジョアーダとは?
ブラジル人の国民食とも言われるフェイジョアーダ、これは煮豆と肉を合わせたシチューのこと。豚肉や牛肉・ソーセージなどが黒豆と一緒にぐつぐつと煮込まれ、素焼きの鍋に入れられた状態でテーブルに登場します。付け合わせとして定番なのが、ご飯・ケールの炒めもの・キャッサバ、そしてオレンジスライス。
伝統的な料理で、ブラジルではレストランで水曜日や土曜日のランチに出されるのが習わし。家庭で食べるのは週末のみとされています。そこでブラジル旅行中にフェイジョアーダを食べるなら水曜日か土曜日のランチがおすすめですよ!
おしゃれなピニェイロス地区にあるレストラン
「コンスラド・ミネイロ(Consulado Mineiro)」はサンパウロでもおしゃれなエリア「ピニェイロス地区(Pinheiros)」に位置します。ここはカフェやレストラン・雑貨屋さんなどが立ち並ぶ通りにあり、散策にも楽しいエリア。こだわりのコーヒー専門店「コーヒーラボ(Coffee Lab)」や壁画アートが集結した「バッドマン路地(Beco do Batman)」もあり食事の前後に街散策するのにもぴったりです。
レストランはまるで一軒家のようなアットホームな雰囲気。店内に入ると右手に広いパティオ席が用意されています。
ゆったりとした空間のパティオ席の様子。ここで通りの雰囲気を味わいながら食事を楽しめます。
店内は、黄色とオレンジの明るいテーマカラーで統一された落ち着いた雰囲気。入ってすぐに大きなテーブルが置かれ、ランチ限定のバフェットを提供しています。
バフェットは、多種類のブラジル料理の味を少しずつ楽しめるため、いろんな料理を試したいという方におすすめ!
いろんな料理がテーブルの上に所狭しと並んでおり、見ているだけでも楽しめますよ。
フェイジョアーダの楽しみ方♪
フェイジョアーダは基本的にシェアして食べる料理なので、ふたり以上の際にオーダーするのがおすすめです。オーダーが完了するとまず付け合わせがどんどん出てきます。まず登場するのがオレンジスライス。
続いて、白飯・ファロファ(炙ったキャッサバの粉の混合物)・揚げた豚の皮・ケールの炒めものがテーブルに置かれていきます。どれもたっぷりとした量なので、グループで食べるのにぴったりです。
そして石のポットに入れられグツグツと煮込まれた状態のフェイジョアーダ が登場!煮豆に肉のエキスがたっぷりと含まれた濃厚な味は、ご飯に絡めて食べると相性抜群です。
付け合わせのファロファはあまり馴染みがありませんが、味自体に特に主張がなくパサパサとした食感です。だけどシチューと合わせることで不思議とおいしさが引き立ちます。
パリッとした食感のポークスキンはとろりとしたシチューと絡めることでさらに食感が引き立ち、オレンジスライスのシトラスの酸味やケールの程よい苦味も豆シチューに絶妙にマッチ。それぞれの組み合わせが見事に融合したシチューは、付け合わせとの相性をしっかり楽しめます。
最後に
スパイスに頼らず素材の味を活かしたフェイジョアーダは、日本人の味覚にも十分に合う味です。サンパウロ滞在中に何を食べるか迷った際は、ぜひ候補に入れてみてくださいね♪
店舗情報
- Consulado Mineiro Pinheiros
- 住所:Rua dos Pinheiros, 1022 RUA DOS PINHEIROS 1034, R. Antônio Bicudo, 25 – Pinheiros, São Paulo – SP, 05415-001, Brazil
- 営業時間:月〜木 12–3:30PM 金 12–3:30PM& 5-8PM 土 12–6PM 日 11:30AM–6PM