現在でも屋内待機令が続くサンフランシスコ。経済再開に向けての取り組みが徐々に行われていますが、Phase 2bの段階で新規感染者数が増加し、現在足踏み状態です。
本来なら経済再活動のプランとして、6月29日からレストランでの食事・7月13日から美容院の営業スタートする予定だったのですが、この計画は延期となり再開は未だ未定の状態…。
そんな中、先週から新たに市内数カ所の道路を歩行者天国にし、屋外ダイニングのスペースを広げる取り組みが始まりました。
現在はレストランの数が多いミッション地域のバレンシア通りとチャイナタウンの目抜き通りであるグランド通りの2箇所で実施されています。
7月の最終金曜日にバレンシア通りを歩いてみると、多くのレストランがサイドウォークだけでなく車道までテーブルを進出して、ゆったりとしたスペースが確保されていました!
自動車の侵入を防ぎゆったりとしたスペースで地元のレストランをサポートできるこのプロジェクトは、現在木曜日から日曜日の週末のみ行われています。(チャイナタウンは土日限定)
歩行者天国のスペースでは、小さい子供が自転車に乗っていたり、子連れで散歩を楽しむ家族の様子なども。道路脇に生バンドも登場し、久しぶりに華やいだ雰囲気に。
カリフォルニア州は全米でも感染者数が多く、まだまだ油断できない状況ですが、このような場所を設けることでローカルのちょっとしたガス抜きになるのかな、といった感想です。
人が集まり過ぎて密になりすぎるのでは、言った声もありこのプロジェクトに対しては賛否両論ありますが、パンデミックがはじまって以来、経営に行き詰まったレストランをサポートできるのは嬉しい試み。
しっかりとソーシャルディスタンスを守って行えれば、ローカルが楽しめるスポットとして役立ちそうです。
スポット情報
- ミッション:バレンシア通り
- 場所:16-17th street & 18-19th street
- 時間帯:木〜日 4:00-10:00pm
- チャイナタウン:グランド通り
- 場所:Between Washington & California street
- 時間帯:土日 8:00am-9:00pm