サンフランシスコの観光メッカ「ユニオンスクエア」から徒歩圏内にある大型モールを、IKEAの親会社が買い取ったことが今週明らかになりました。計画通りに進めば、来年・2021年の秋に全米初の都市型IKEAがサンフランシスコにオープンします！
場所はマーケット通りにある大型モール！
場所はユニオンスクニアにもほど近い「6×6」と呼ばれる23,225平方メートルの大型モール。サンフランシスコの目抜き通りであるマーケット通り沿いにあり、パウエル通りのケーブルカー乗り場からは徒歩3分という非常に優れた立地条件です。
IKEAの店舗自体は6503平方メートル程度の広さで、残りのスペースは飲食店や小売店・オフィススペースとしてリースを予定しているそう。
IKEAの親会社である「Ingka Centres」によると、建物の買取りを含め2億6000万ドル（約288億円）の予算で2020年末から内装工事などを着工予定だとのこと。
全米初の都市型IKEA！
通常郊外にあるIKEAと比べ、約1/5のサイズに凝縮された小型店舗。これは新しいコンセプトの都市型IKEAで、全米では初の試みとなります。都市部に住み車がなく今まで気軽にIKEAに足を運べなかった層をマーケットにすることで、より多くの人にIKEAを利用してもらうのが狙い。
都心にいながら利用できるコンパクトな都市型IKEAは、今後ニューヨーク・ロサンゼルス・シカゴへの進出も視野に入れているのだとか！
周辺の治安改善にも期待
ユニオンスクエアのすぐ近くとはいえ、現在IKEAが買い取った建物周辺はサンフランシスコでも治安が悪いとされる「テンダーロイン」地区に隣接しています。
店舗自体は大通りにあるため、そこまで治安が悪いとは言い切れないものの、決して良いとも言えない状態。IKEAがオープンし、人通りが増えることで周辺地域の治安改善にも繋がることが期待されています。
最後に
全く新しい都市型IKEA、郊外のように広々としたスペースはなくてもコンパクトで効率よく買い物ができるほか、さっと立ち寄れる立地条件が大変魅力です。
この計画が問題なく進んでくれれば、来年の秋以降サンフランシスコに訪れる方は市内で気軽にIKEAショッピングを楽しめそうです♪
さらに詳しい情報を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
