サンタクルーズ発のフォースウェーブコーヒー「ヴァーヴ・コーヒーロースター」。カリフォルニア州と日本に15もの店舗を展開中ですが、今回は観葉植物が癒されるサンフランシスコ市内のマーケット通り店をご紹介します♪

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ヴァーヴコーヒー・ロースターの特徴

サンタクルーズに拠点を置く「ヴァーヴ・コーヒーロースター」。他のロースターを大きく違うのは、世界各地にある現地のコーヒー農園と直接を取り引きにこだわる経営方針にあります。コーヒー農園と直接取り引きと行うことで、公正な価格取引きを促進するほか、それぞれの農園が継続維持できるようなサポートを行い、経営環境の向上やコーヒー豆の原種の保持に取り込んでいるそう。

ただコーヒー豆を仕入れるだけでなく、今後ずっと長きに渡ってお付き合いできるような環境作りを整え、長い目で見てお互いが助け合えるような関係を築く。このような新しいスタイルは「フォースウェーブコーヒー」と呼ばれ、現在サンフランシスコ近辺を中心に徐々に確立されてきています。サンフランシスコでは現在、このフォースウェーブと呼ばれるロースター＆カフェが増えてきており、ゆっくりと浸透しつつあります。

ヴァーヴコーヒーへのアクセス方法

サンフランシスコ市内のメイン通り「マーケット通り」とチャーチ通りの角にあるカフェ、人の行き交いが多く、賑やかな通りが交差するスポットに位置します。目の前に路面電車Fトレインの駅「チャーチ通り」もあり、ユニオンスクエアからアクセスする場合はFトレインに乗ってこちらで下車すれば、カフェは目の前。同じくパウエル通りからカストロ駅方面のMUNIに乗って、チャーチ通りで下車する方法もおすすめです。ユニオンスクエアからMUNIに乗る場合、乗車時間は約4〜5分程度です。

三角形をした先端にあるエントランスの様子。建物自体がショートケーキのような細長い形で、大変ユニークです。レンガ作りの建物と大きなアーチ型の窓は、歴史のある建物らしく非常に個性的。この角とマーケット通り沿いの2箇所に出入り口があります。

周辺の様子や雰囲気

カフェ沿いのマーケット通りはこのような感じ。前述したように、マーケット通りを走るFトレインの停留所が目の前にあります。この通りはカストロ地区へと続くサンフランシスコのメイン通りで、散策にもぴったり。日中であれば、ひとりで歩いても特に問題はありません。

カフェの内観

まずメインエントランスから入った様子。入ってすぐ右手に背の高いサボテンやゴムの木、アイビーなどが植えられた大きなプランターが置いてあります。

入ってすぐに階段が数段あり、まっすぐ先にあるのがコーヒーステーション、左の壁には陳列棚がありコーヒー豆などを変えます。メニューはステーションの頭上にあり、ここでまずオーダーを済ませ、付近で待つとバリスタが名前を呼んでくれます。

コーヒーステーションの様子。ペーストリーはオークランドに拠点を持つ「Firebrand Artisan Bakery」のもの。ペーストリーのほかに、アボカドトーストやビスケットなど簡単な軽食も数種類提供しています。

通りに面した大きな窓から自然光がたっぷり差し込む店内の様子。天井も床も木彫に観葉植物が映え、自然と調和するような雰囲気です。木彫を基調に白と緑がアクセントとなった内装は、温かみがあり居心地の良い空間が広がっています。

癒され観葉植物が魅力！

こちらのカフェの特徴は、数多くの観葉植物。エントランスのプランターから伸びるアイビーは、天井を覆うようにツタが伸び、独特の模様を作り出しています。

店内に飾られている植物は窓際に飾られており、生き生きとしています。ぶら下がっているのはおそらくプレクトランサス・バーティシラタス。半多肉の性質を持つ植物は乾燥に強く、太陽光を存分に浴びて非常に元気そうです。

一番奥のソファーコーナーにぶら下がっているのがリプサリス。細長く厚い葉が特徴の半多肉植物には、白い花がたくさん咲いています。一風変わった形状からおしゃれな観葉植物として、今アメリカで人気上昇中のリプサリス、このカフェでは大きくてシンプルなプランターに植えられています。

カプチーノの感想！

こちらが「カプチーノ（USD4.75）」。しっかりとした泡立ちに見栄えの良いラテアートが施されています。コクのあるエスプレッソですが、雑味が少なく後味と喉腰も非常にスムーズ。農園から直接取引きしている豆を輸入し、サンタクルーズで焙煎した豆は非常に新鮮。どこのカフェでも味やクオリティーにブレがないのが嬉しいところ。満足度の高い一杯です。