前回の記事で、ツイッタービルの看板が中途半端に取り外され、そのまま放置されたことをお伝えしましたが、その後、週末7月28日から月曜日の31日まで起こった動向をお伝えします。
7月24日：ツイッター看板が、中途半端に撤去され放置
前回お伝えしたように、ツイッターのリブランディングに伴い7月24日に本社看板が途中まで撤去され、中断となり放置されたことが話題となりました。これは、設置に伴う際にサイドウォークが占領され、警察の介入が入ったことが原因となります。許可自体は取れていたものの、本社ビル管理会社にきちんと伝わっていなかったのが要因と報じられました。
画像を見てわかるように、10番通りに面した看板のerと青い鳥の部分だけを残した形のまま、翌日7月25日にオンラインプラットフォーム上でツイッターロゴが消え、Xの新たなロゴが登場しました。
7月28日：本社屋上に新たなオブジェ ”巨大X” が登場！
看板騒動の4日後の金曜日、本社屋上に突然Xのロゴの巨大オブジェが登場しました。簡易的に設置された黒色の巨大Xは、それだけなら特に問題はなかったのですが、金曜日の夜にX部分が強く発光し、点灯を繰り返すビームとなって周囲の住民から多数の苦情が寄せられる事態に…。
なんでも突然発光するオブジェが置かれただけでなく、断光効果のあるカーテンを閉めても見えるほど連続的に強く点滅する光具合だったそう。このように景観を変えるような変更には、事前に許可を得て住民にも通達が届くのが通常のプロセスなのですが、今回もこれがなかったとして問題となりました。
7月30日：ツイッターサインがオフィシャルに撤去
多くの苦情が寄せられた屋上の巨大X、土曜日の夜はそのせいか発光せずはそのままの状態に。そして日曜日の午後に、中途半端な状態だった看板の撤去作業が再開されました！こちらが、午後1時半ごろの様子。既にツイッターと青い鳥の文字が全て撤去されているのがわかります。
わずか1時間後の2時半ごろの様子。白くなった看板が、上から黒いフィルムで貼られているのが分かります。おそらく新たなロゴの取り付け作業が行われていると思われます。
さらに2時間半ほど経った午後6時前ごろの様子。上から黒に貼られていたフィルムは、なぜか白に戻され、今度は下から黒色に張り替えされているのが見て取れます。
7月31日：屋上のオブジェが撤去
そして翌日月曜日、朝9時ごろ、週末に論争となった屋上の巨大Xの撤去作業が行われました。これは金曜日にイルミネーションが設置されてからわずか3日後のこと。20件を超える苦情が要因とされますが、Xの話題集めの戦略だったのでは？という推測も浮上しています。
気になる看板の新デザインですが、昨日黒色に塗りつぶされていた部分がなぜか再度真っ白になっています。使用されていたクレーン車は、まだ10番街の通り脇にあるため、今後新たになんらかのデザインがインストールされるのでは？と考えられます。新たな動向が分かり次第レポートします。
最後に
7月の最終週末、ソーマ地区のツイッター本社の動向をお伝えしました。なんともお騒がせな今回の騒動、近隣の住民の迷惑を考えず行われたフラッシュライト付きの巨大オブジェの設置は、サンフランシスコ市民から見ればあまり良い感じは受けません。7月31日時点、マスク氏は、Xの本社をサンフランシスコから移転するつもりはないと述べていますが、こちらの動向も変化があり次第お知らせします。
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