【サンフランシスコでカフェ巡り】フレンチスタイルのカフェ&ベーカリー「Le Marais Bakery」

フランススタイルのベーカリー&カフェ「ル・マレ」。パリの中心部にある歴史地区の名前を使ったカフェでは焼き立てのペーストリーやパンと共に、ローカル産のおいしいコーヒーをいただけますが、サードウェーブカフェとはまた違った雰囲気を楽しめます。

ル・マレの場所とアクセス方法

テンダーロインの北、ノブヒル地区に位置するル・マレカフェ、ラーキン通りとポルク通りの間、サター通り沿いにあります。ノブヒルは観光客が多いサンフランシスコらしい街並みが広がる雰囲気の良いエリアで、ユニオンスクエアからは徒歩でのアクセスも可能。そのままサター通りを真っ直ぐ西に7ブロック歩くと右手にカフェが見えてきます。移動時間は約17分です。

 オーガニック&ローカル食材のペーストリーを提供

市内に3店舗展開するこちらのカフェ、以前にご紹介したル・マレカフェの姉妹店となります。オーナーはフランスのアルパジョンで幼少を過ごし、その町のブーランジェリーを再現しようとサンフランシスコでフランス式のカフェを立ち上げました。オーガニックのローカル食材を厳選使用したペーストリーは、このサター店にある大きな工房で焼かれています。

オプラ・ウィンフリーのThe O Listに掲載されたり、全国展開する高級キッチン雑貨店ウィリアムソノマで冷凍ペーストリーを独占販売したりなど、高級路線のペーストリーを販売するベーカリー&カフェです。

ル・マレの外観

サター通り沿いにある店頭の様子。薄いエメラルドグリーンと緑の窓枠で統一されています。通り沿いの窓に取り付けられているのがヨーロッパでよく見かける左右に開く扉。サンフランシスコではあまり見かけないスタイルです。

歩道の脇、車道沿いに設置されているのが広いパークレット。シンプルな木の枠組みは同じように薄いエメラルドグリーンのペンキが塗られています。周辺はノブヒルの秋宅街が広がる比較的のんびりとしたエリア。ただしテンダーロイン地区界隈にあるため、カフェから南西方向を散策する際は注意が必要です。

店内の様子

メインエントランスから入った店内の様子。ペーストリーカウンターに貼られたタイルの模様は、サンチェス通りの店舗と全く同じです。こちらはさらに広く、奥に本格的なオープン工房が置かれ開放感に溢れています。

サンチェス通り店ではブランチのメニューもありますが、こちらのカフェはペーストリーのみを扱っています。

ちなみにこのカフェの壁は、昔経営していたチェスナット通り店のレッドウッド木材の天井部分をそのままアップサイクルしたものだそう。このカウンターの一番右端にレジがあり、こちらでオーダーと支払いを済ませます。店内にテーブルの数が多く、フランスの音楽がBGMに流れる空間は、ゆったりとした雰囲気でのんびりコーヒーを飲んだりおしゃべりを楽しむのにぴったりです。

メニューとオーダーしたもの

こちらがメニューの様子。至ってシンプルな構成で、上部がペーストリーの種類、下部がドリンク類となります。焙煎豆はサンフランシスコ市内にある「レッキング・ボールコーヒーロースター」の焙煎豆を使っているそう。

Cappuccino USD4.25

こちらがカプチーノ。サンチェス通り店は、しっかりとした泡でラテアートが施されていましたが、こちらはアートなし。泡立ちも弱め。おそらくバリスタによって変わると思われます。ただしコーヒー自体は雑味のない新鮮な甘さが引き立つおいしさです。

Seasonal Fruits Scone USD5

ペーストリーに選んだのは、季節のフルーツを使ったシーズナル・スコーン。アメリカで見かけるスコーンはどちらかというと正三角形に似た形ですが、これがフランス式なのかケーキを切り分けたような形をしています。苺ジャムがしっかりと入った素朴な味わいで、コーヒーとの相性も抜群です。

最後に

2022年春にサンフランシスコの観光名所フェリービルディングにフランススタイルのクレープ屋さんGrande Creperieをオープンを果たしたル・マレ。現在市内3ヶ所でフランススタイルのカフェを楽しめます。今回紹介したサター通り店は、クロワッサンをコーヒーに浸しながら食べるフレンチスタイルの朝ごはんにぴったり。のんびりとカフェの時間を過ごしたいときにおすすめです。

店舗情報

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