細い路地に古い建物が続くマンハッタンのウェストヴィレッジ地区。ここにあるのが、1992年から営業を続ける小さな老舗フレンチカフェ「タルティーヌ」。定番のフレンチビストロメニューを展開するカフェでは、パティオ席で食事をするだけでニューヨーク気分を味わえます。
タルティーヌの場所
タルティーヌは、ニューヨークマンハッタンのウエストヴィレッジ、11丁目とW4丁目の角に位置します。ミッドタウンからのアクセスは地下鉄青ラインA/C/Eを使い、14丁目と8番街の駅、もしくは赤ライン1, 2, 3を使って14丁目&7番街の駅での下車が便利。14丁目から西に徒歩で約6分程度の距離です。
8番街を抜けて、南方向に歩くとそこは細い通りに閑静な住宅地が続くウェストヴィレッジ地区。ここは昔ながらのエリアで入り組んでいて分かりにくい場所ですが、W4丁目に沿って歩くと、左手に緑色のカフェが見えてきます。
外観の様子
緑色で統一されたカフェは、通りの角にあり、大きな緑色の枠のウィンドウと緑と赤のストライプのシェードが目印。
こじんまりとしたヴィレッジに多くある典型例なカフェは、週末はブランチを求めて列ができる人気のお店です。
屋外パティオ席も充実
こちらのカフェは、通りに沿ってぐるりとテーブルが並べられたヨーロッパのカフェのような佇まいも特徴。景観の良い静かな通りを眺めながら、食事を楽しめる場所として人気です。
パンデミック以後は、11丁目沿いの歩道脇にパークレットも設置されています。ここには大きなテーブルがあるため、4人での食事も可能です。
店内の様子
メインエントランスを入ってすぐの様子がこちら。右手にカウンターがあり、ここでチェックインを行えます。ここのカウンターの奥が厨房です。こちらのカフェは予約を取らないので、まずはカウンターにいるスタッフにテーブルの有無を確認しましょう。
大きな窓から明るい日差しが降り注ぐ店内の様子。ダイニングスペースには、テーブルが6個ほど置かれています。そこまで広いエリアではありませんが、窓ガラスが大きいため、開放感に溢れています。
店内は海をテーマとした内装が施されており、明るい色合い。水族館や南仏のような雰囲気を楽しめます。
今回食べたもの
ここは週末ブランチメニューのエッグベネディクトがおいしいと評判です。半熟のポーチドエッグの硬さ加減が絶妙で、ホーランデルソースと良く絡み、カリッとしたポテトとの相性も抜群です。
今回はウイークデーだったため、エッグベネディクトを提供しておらず、同じく人気メニューの「クロックマダム」をオーダー。焼き色が見事なトーストの上に、見栄えの良いポーチドエッグが乗せられています。
チーズがふんだんに使われたサンドイッチは、食べ応え抜群。半熟卵に絡めて食べると、また違ったおいしさ。サイドのサラダも新鮮で、あっさりとしたドレッシングに良く合います。
こちらはハッシュド・エッグ。芽キャベツやトマト、ポテトなどのローストベジタブルの上に通常はポーチド・エッグが置かれた人気メニュー。ホーランデールソースがサイドに付いてくるので、好きな量をディップできます。鉄パンが使われたプレートは、熱々で料理を最後まで美味しくいただけます。
最後に
ニューヨークのカフェ巡りにぴったりのフレンチビストロ「タルティーヌ」をご紹介しました。地元に愛される小さなお店は アットホームな雰囲気でサイドテーブルでゆっくりと食事を楽しむのにぴったり。Wヴィレッジ散策の際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
店舗情報
- Tartine
- 住所:253 W 11th St, New York, NY 10014
- 営業時間:火・水 5-10PM、木〜日 11:30AM-4PM/5-10PM、月 定休