【旅行ブログ】中米グアテマラ!サンマルコス&アンティグアを巡る旅⑫

アンティグアに到着し、はじめての朝を迎えた5日目。天候にも恵まれて、コーヒーと朝食を堪能しました。今回の旅ログ、ここから始まります。

5日目:展望台までハイク

朝食を終えた一行は、その足で街の北側に位置する丘の上の展望台へ向かいます。
朝食をいただいたフェルナンド・カフェから展望台の入り口までは、徒歩でおよそ15分。石畳の道をゆっくり歩くのにちょうどよい距離で、食後の散策には最適です。

入り口付近には、地元の方が個人で営む小さな売店があり、水や軽食などを購入することもできます。

こちらが展望台へと続く入り口の様子。この丘を登っていくと、「セロ・デ・ラ・クルス(Cerro de la Cruz)」と呼ばれる展望スポットに到着します。

サン・ホアン・ラ・ラグーナのように入場料が必要な場所とは異なり、ここは無料で誰でも自由にアクセス可能。街歩きの延長で気軽に立ち寄れるのも魅力です。

トレイルはこのような様子です。
足元はコンクリートでしっかりと整備されており、傾斜はあるものの、特別な装備が必要なほどの難易度ではありません。スニーカーで十分に登れるコースです。

アンティグアを代表する観光スポットだけあり、道中では多くの観光客とすれ違います。

林の中を続くトレイルを登ること約10分。
やがて展望台(ミラドール)に到着しました。

視界が一気に開け、アンティグアの街並みと火山を見渡せる開放的な景色が広がります。フォトスポットとしても人気があり、インスタ映えする“天使の羽”のモチーフも設置されています。羽の前に立つと、まるで空に舞い上がるような一枚が撮れる仕掛けです。

そしてこちらが、有名なアンティグアの絶景です。
コロニアル様式の街並みの背後に堂々とそびえるアグア火山。赤茶色の屋根が連なる碁盤目状の街と、完璧な円錐形を描く火山とのコントラストは、まさにアンティグアを象徴する風景です。

そして、街の中心部に小さく見えるのが、筆者たちの宿泊先の目の前にある「サンタ・カタリナ・アーチ」です。
このアーチ越しに望むアグア火山もまた、アンティグアを代表する絶景として知られています。

絶景を堪能したあとは、ゆっくりとトレイルを下り、再び地上へと戻ります。

トレイル終盤に見える街の風景は、展望台からの景色とはまた異なる表情。道沿いにはトロピカルな植物が生い茂り、緑に包まれた景観が広がっています。その雰囲気はどこかコスタリカを彷彿とさせ、アンティグアのコロニアルな街並みとは対照的な、熱帯らしい一面を感じさせてくれます。

ウォーキングツアーに参加

朝のトレイルを楽しんだあとは、いったん宿泊先へ戻り、11時スタートのウォーキングツアーに参加します。

筆者たちは、初めて訪れる街ではGuru Walkなどのサイトを通じて無料の英語ツアーに参加するのが恒例。今回もローカルガイドによる歴史ツアーに申し込みました。

集合場所は、街の中心に位置するカテドラル広場。
開始時間の少し前、11時前には到着し、ベンチに腰掛けて行き交う人々や街の様子をゆっくりと眺めます。観光客、地元の家族連れ、鳩に餌をやる人など非常に活気に溢れています。

今回のツアーに集まったのが、筆者たちのほかに10名ほどの欧米からの参加者。まず向かったのは、広場のすぐ近くにあるイエズス会教会の遺跡。石造りのアーチが残るその空間で、ガイドからアンティグアの成り立ちや植民地時代の歴史について、簡単な説明を受けます。

アンティグアは、スペイン植民地時代に中央アメリカを統治する首都として栄えた都市でした。しかし、1773年のサンタ・マルタ地震により壊滅的な被害を受け、その後1776年に現在のグアテマラシティへ遷都されました。

このイエズス会教会もまた、その地震によって大きな損傷を受け、廃墟として残ることになりました。とはいえ、完全に崩壊しているわけではなく、壁やアーチが残っているため、空と石造建築のコントラストが非常に美しい空間を作っています。

ツアーでは、まず教会のすぐ隣に位置する文化会館で、比較的長めの解説を受けます。アンティグアの成り立ちや植民地時代の社会構造、地震後の遷都の経緯などについて、より詳しい説明がありました。

その後、広場の真正面に建つ市庁舎へと移動します。重厚なアーチが連なるコロニアル建築の中で、当時の行政機能やスペイン統治下の都市計画について話を聞きました。

さらに古い図書館にも立ち寄り、保存されている当時の文献を見学。最後は本屋を訪れ、マヤ文化に関する書籍をいくつか紹介してもらいます。歴史を「場所」と「資料」の両面から辿る構成になっており、街の理解がより深まる内容でした。

ツアーの終盤では、ガイドおすすめのグアテマラ料理レストランについても紹介がありました。地元でぜひ味わってほしい料理や、観光客向けではないローカルに愛される店など、具体的なメニューの説明を交えながら教えてくれます。

特に印象的だったのが、街中の家々に見られる門の装飾についての話です。

一見すると単なる意匠のように思える装飾ですが、実はかつてはその家で雇っている使用人の数を示す意味があったのだそうです。門の意匠や装飾の数によって、その家の経済力や社会的地位がひと目で分かる仕組みになっていたといいます。

つまり、門は単なる装飾ではなく、富や階層を象徴する“サイン”のような役割を果たしていたのです。

約2時間にわたるツアーを終えたのは午後1時過ぎ。市庁舎の前でガイドにチップを渡し、別れを告げます。ランチの時間が過ぎ、かなりお腹が空いています。実は筆者は、市庁舎のバルコニーでローカルの方が食べていた、どう見ても炊き込みご飯のおにぎりのようなものが気になっていました。あれは何だったのか——周りを探してみたのですが、残念ながら見つけることができませんでした。

結局、ツアーでおすすめされたレストランへ向かうことに。

おすすめレストランでランチ!

こちらが、先ほどのツアーでガイドが強く勧めていたレストラン「El Adobe」です。

重厚感のある外観は、アンティグアらしいどっしりとしたコロニアル建築。厚みのある壁と木製の扉が印象的で、一歩足を踏み入れると中庭へと続く造りになっています。

こちらがメインエントランスから入った様子。中には伝統的な装飾品が飾られており、メキシコのサンミゲルアジェンデで見かけたモヒガンガのようなものも飾られています。

中央にはパティオ(中庭)が配され、その周囲を回廊が囲む典型的なコロニアル様式の造り。外の喧騒とは対照的に、内部には穏やかで落ち着いた空気が流れています。

テーブルに案内され、中庭の景色をゆっくり眺めていると――なんと、先ほどのツアーに参加していた人たちが一人残らずこのレストランで食事をしているではありませんか。

ガイドの“推し”は、どうやら全員の心をしっかり掴んでいたようです。

今回オーダーしたのは、ベジタリアンタコス、ガイドが強く勧めていたグアテマラスタイルのタマレス、そしてトルティーヤにとろけるチーズを挟んだ一品。

タマレスは、とうもろこし生地のやさしい甘みと具材の旨みが詰まった一品。メキシコやアメリカ西海岸でも頻繁に見かける料理ですが、正直なところ、グアテマラならではの明確な味の違いはあまり感じられませんでした。

食事を終えた後は、同じくガイドが強く勧めていたアボカドアイスを求めて「Dona Gavi」へ向かいます。

ここで“知る人ぞ知る”存在なのが手作りアイスクリーム。特にアボカド味が人気だそうで、ガイドも太鼓判を押していました。観光客向けというより、地元の人やリピーターに愛されている印象です。

昔ながらの佇まいを残す小さな売店で、店内には自然素材の雑貨やハーブ製品などが並び、どこか素朴で温かみのある空間。観光地の華やかな店とは一線を画す、ローカル色の強い一軒です。

しばらく店内を見て回ったあと、併設スペースでアイスクリームをオーダー。残念ながらこの日は目当てのアボカド味はありませんでしたが、手作りのフレーバーが豊富に揃っていました。

オーダーしたアイスクリームは、自然素材でも非常にカラフル。特にタムリンがオーダーした薔薇とラベンダー味のアイスクリームが絶品でした。

最後に

アイスクリームを楽しんだ後は、それぞれ街の散策をし、帰宅。この日の夜はあまりお腹が空いていなかったため、ディナーを食べずに就寝しました。次回の旅ログ、6日目に続きます。

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