2025年11月中旬、グアテマラの人気観光スポットアティトラン湖の辺りにある小さな村「サンマルコス・ラ・ラグナ」と世界遺産の街「アンティグア」に訪れました。今回はこちらの旅の様子を時系列に旅行ブログとしてレポートします。
出発はサンフランシスコ、LAX経由でグアテマラシティへ

今回グアテマラまではアラスカ航空を利用しました。
まずサンフランシスコ国際空港からロサンゼルス(LAX)へ向かい、そこからグアテマラシティ行きの便に乗り継ぐルートです。まずサンフランシスコでのチェックインですが、自宅で既に済ませていたため、セキュリティーを抜けるだけで非常に簡単。ホリデー前ということもあり、長い列もなくすぐに済ませることができました。

利用したフライトは木曜日の夜8時過ぎ発。約50分のフライトでLAXに到着し、そこから夜11時半過ぎの深夜便に乗り換えて約5時間。翌朝6時過ぎにはグアテマラシティに到着する行程です。
今回は夜便だったため、早めに空港に到着し、出発前にAmex(アメリカン・エキスプレス)のセントリオン・ラウンジで夕食を取りました。
2025年11月現在、ターミナル3のAmexラウンジは改装中のため、ターミナル2にある臨時ラウンジを利用する必要があります。サービス内容はほぼ同じですが、現在は食事提供のカトラリーが紙皿仕様に変更されています。
LAXからグアテマラシティーまでのフライト

LAXからグアテマラシティまでは、およそ5時間弱のフライト。今回利用したアラスカ航空の機内は、TVモニターのない非常にシンプルというか質素なタイプ。機内はほぼ満席で、約80%の乗客がグアテマラのローカルといった割合です。
深夜便ということもあり、離陸あとすぐに照明はほとんど落とされました。機内サービスもなく、ほとんどの乗客が眠っている状態です。メキシコ便と同じくらいの感覚で、思っていたよりもあっという間にグアテマラへ到着。ただし今回のフライトではなぜか機内が異常に寒く、念の為持ち込んだ上着とマフラーを着込んでの到着となりました。
着陸の瞬間には、機内のあちこちから自然と拍手が。プエルトリコなどでも同じ光景で、中南米に来たんだという実感が湧きます。
入国手続き
飛行機では寝れない筆者はほぼ、徹夜状態でグアテマラシティーに到着。まずは税関と入国手続きです。飛行機を降りて入国手続きの場所でそれぞれ乗客が立ち止まってスマホを見ています。何かと思ったら、QRコードから書類を読み込んで、入力する方式でした。ネット回線があまりよくなく、意外と多い情報を入力するため、こちらが意外とストレスフル。もしスマホでのデータアクセスがない場合は、数台のパソコンがあるのでこちらを利用できます。
特に誰からも何の指示がないため、状況を理解するために少し時間がかかります。無事に情報を入力し終わったら、入国審査の列に並び、パスポートを提示します。特に何という質問もなく、スタンプを受け取ったらいよいよ制限エリアを抜けて到着ロビー到達です!
レンタカーの予定が、シャトルでパナハッチェルへ…

到着ロビーを出たあとは、数ヶ月前から予約していたレンタカーを受け取るためにオフィスへ向かいます。
ところが、空港の構造が意外と複雑。レンタカーオフィスは別の建物内にあり、いったん外へ出てから別棟へ移動し、さらにエレベーターで上階へ上がる必要があります。
そのうえ、2台あるエレベーターのうち1台が故障中。限られた1台に多くの利用客が集中し、なかなか進まない列にじっと耐える時間が続きます。
やっとのことでオフィスにたどり着いたものの、スタッフから返ってきた言葉はまさかの一言。
「予約は入っているけど、貸せる車がない」と、まるで当然のように告げられました。さらに「今日は無理だから、明日取りに来て」とのこと。
もちろん翌日に取りに来るわけにもいかず、やむなくレンタカーは諦めて、目的地であるサン・マルコス・ラ・ラグーナまでシャトルで向かうことに…。
再度、同じルートで空港に戻ると到着エリアに設置されていたブースに「シャトル アンティグア・パナハッチェルまで$20」とサインがある場所に戻り係員にパナハッチェルまで行きたい旨を伝えます。するとアンティグアまでは20ドルだけど、パナハッチェルは40ドルとのこと。待つ必要はなく、3人で出発できる、とのこと。パナハッチェルまでは約3時間半と結構な長旅です。料金を現金で支払うと、シャトルではなくドライバーとタクシーをアサインされそのまま出発することに。午前6時半に到着して、何だかんだで出発したのが午前7時半です。
タクシーでパナハッチェルに到着!

徹夜で到着してから、タクシーに乗車しグアテマラシティーを出て東にあるパナハッチェルに向かいます。タクシーないは暖かく、徐々に眠気が襲ってきます。しばらく走ると郊外に抜け、山岳地帯を抜けるルートに続きます。それぞれの村で微妙に違った民族衣装を着ているローカルの女性が目につきだします。
3時間ほどすると、山道の上から大きな湖が見えてきます。これがアティトラン湖。徐々に近づいてきてほとりにある街に到着、遂にパナハッチェル到着です!フェリーターミナルの手前で降ろしてもらい、ここからフェリーに乗って宿泊先であるサンマルコス・ラ・ラグーナまで向かいます。ちょっと長くなったので今回はここまで。
最後に
米国・サンフランシスコからグアテマラまでの旅の様子をレポートしました。深夜便は時間を有効に使えるものの、機内で寝れないタイプの方は慣れない異国で到着後にいろいろと大変です。次回はパナハッチェルからサンマルコスに到着、そしてチェックインするあたりまでお伝えします♪