【デスバレー国立公園の見どころ③】アメリカ大陸で最も海抜が低い場所!「Badwater Basin」

デスバレー国立公園の中でも、メジャーな観光地として外せないのが「バッドウォーター(Badwater Basin)」。アメリカ大陸でも最も海抜が低い箇所として知られるこの内陸湖をご紹介します。

今回のルート

ヘルズ・ゲートから入門し、北から南に南下し天然の地下水が湧き出す砂漠の中のオアシス「ファーネス・クリーク[地図A]」で休憩をしたら、ぜひ向かいたいのが公園観光の目玉でもある「バッドウォーター (Bad Water Basin)[地図C]」!再びハイウェイをそのまま南下するコースを取りますが、ハイウェイ沿いにある「デビルズ・ゴルフコース(Devil’s Golf Course)[地図B]」も途中に立ち寄れるお勧めスポットです。

ごつごつした地面が圧巻!「デビルズ・ゴルフコース」

集落から南に続く道路「バッドウォーター・ドライブ」沿いは、観光スポットが多く集まるデスバレー国立公園でも最も人気のエリアです。ここからは交通量も多くなるため、あまりスピードを出し過ぎないように注意して運転しましょう。ファーネス・クリークを南下すること約10分、右手に見えてくるのが画像のような「デビルズ・ゴルフコース」のサイン。このサインを確認したら、この未舗装道を右折しまっすぐ進みます

悪魔のゴルフ場という名称ですが、岩塩で固まった地表のでこぼこがひどいこんな場所では悪魔しかゴルフができないだろうという見解からこの名前が付いています。ここの見どころは、やはりロックソルトで覆われた広大な大地の景観。

山の方に向かって続く未舗装の細い道を5分ほど奥に進むと、展望台に到着します。展望台からの景色も圧巻ですが、ここはぜひ周りを散策してみましょう!

でこぼこした岩面はかなり歩きづらいため、靴裏が厚めのトレッキングシューズがあると便利です。山脈を背景にロックソルトで覆われただけの場所で遊歩道すらありませんが、やはりこのような光景はデスバレー国立公園ならでは。メジャーな道路から逸れた場所にありますが、その分の価値は十分にあります!

海抜-86メートルは白銀の世界!「バッドウォーター」

再度アスファルトの道路に戻ったら、ここから南下すること約10分。右方向に見えてくるのが「バッドウォーター」です!ここは、塩湖が干上がってできた塩海原で、アメリカ大陸で最も海抜が低い場所としても知られています。

海抜0のサイン

以前湖だった場所だけあり、海抜は何と-86メートル。画像では見にくいのですが、赤い丸で囲った専用駐車場の奥の崖に海抜0メールを意味する「Sea Level」の目印があります。このサインを見あげることで、自分がどれくらい低い場所にいるのかを実感できますよ。

展望台からの眺め

駐車場から展望台まではボードウォークがあり、車椅子でのアクセスも可能です。ここから目の前に続く白銀の世界を楽しめます。

ボードウォークを降り、実際に塩に覆われた地面を歩いて見ると塩の結晶が固まった岩肌や、あちこにある小さな水たまりに遭遇します。

ボードウォークを抜け、山脈の方向に向かってずっと奥まで散策すると、細く長く続いていた塩原が一面にひらけた場所に到着します。白銀の世界が見渡す限り続くフォトジェニック・スポットですが、陽射しを遮るものが全くなく地面からの照り返しもかなり強い場所です。あっという間に日焼けをしてしまいますので、車を降りる前に日焼け対策を万全に行っておきましょう!

最後に

デスバレー国立公園に行ったら、必ず立ち寄りたいスポットをご紹介しました。バッドウォーターもデビルズ・ゴルフコースも車を降りてすぐの場所に展望台があるので、奥地まで散策しなくても十分に景観を楽しめます。デスバレー公園ならではの、独特の景色を楽しんでください。

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