鉢植えコーデックスプランツ成長記録・2023年11月編【シンプルライフ】

2021年1月から地味に続く観葉植物コーデックスプランツの成長記録。冬時間に突入した北カリフォルニア州サンフランシスコで、現在鉢植えしたコーデックスフィランサス・ミラビリス、ステファニア・エレクタ、そしてステファニア・スベローサの3種類をご紹介します♪

コーデックスプランツ(塊根植物)とは?

ジャガイモのようなずんぐりとした見た目と、厚い木の層のような表面で覆われた多肉植物が「コーデックスプランツ(Cordex Plants)」です。幹の部分が膨らんだタイプが多く、根っこや葉の代わりにここの部分に水分を蓄えるのが特徴。すっきりとした見た目ではなく、どちらかというと不恰好なシルエットで育てていくうちに愛着が湧いてきます。

代表的なコーデックスプランツとして挙げられるのが、マダガスカルのバオバブやの木や、園芸センターやIKEAでも見かける小さなガジュマルの木(Ficus Microcarpa)。一風風変わりな見た目が、近年インテリアのおしゃれなアクセントとして人気となっています。

ステファニア・スベローサ

2022年7月にタイのセラーさんからお迎えして、一年が過ぎたスベローサちゃん、着いた当初からすぐに茎が成長したのですが、今年の夏は塊根の2ヶ所からバランス良く茎が伸び、小さな葉が付きました。

こちらが10月の様子。葉っぱは意外と小ぶりですが、白い葉脈が浮き出て綺麗な見た目をしています。全体的なシルエットも、まるで盆栽のような風貌で愛着を感じます。夏の間はこれ以上成長せず、秋を迎えました。

葉の様子を間近で見てみると、ステファニア・エレクタに似ていると感じます。ただし葉の大きさは、エレクタに比べるとわずか1/5程度です。

ステファニア・エレクタ

前回夏の間に伸びてくれたステファニア・エレクタ、3月の時点で枯れてはや半年以上が経ちました。春先に小さな芽らしきものは出たので、夏の間にどれだけ成長してくれるのか楽しみにしていたのですが、今年はなんだか不調のまま秋に突入しました。

こちらが10月の様子。春先に出てきてくれた芽は、あまり成長することなく塊根の上にちょこんとのっている状態です。塊根の形も歪のまま、変化はありません。なぜ今年の夏にあまり成長してくれなかったのかは、不明のままです。このままの状態で冬を越すのか、この新芽が枯れてしまうのかは引き続き経過観察し、報告します。

フィランサス・ミラビラス

2021年4月に購入した時点で3本あったミラビラス。春先の段階で2本に減ってしまい、茎が伸びた状態の不恰好な様子になってしまいました…。春を過ぎた段階で長い茎が落ち、細かった塊根の方も枯れてしまいました。

こちらが夏を過ぎた様子。残った1本のミラビラスは、今年の夏もしっかりとした2本の茎を伸ばし、大きくて見事な葉をつけてくれました。

唯一1本残った状態ですが、この子が無事に冬を越せるのか正直、心配なところ。購入した時点で塊根が細いタイプだったのが原因かもしれません…。次回購入する際は、塊根の太さで選ぶのも良いかもしれないと感じています。今年の夏も綺麗な葉を付けてくれ、3年間楽しめましたがフィランサス・ミラビラスですが、この種類の平均寿命が気になるところです。

ホヤの花

今年の夏に開花したホヤの花をご紹介します。まずは毎年、必ず一度は開花してくれる我が家のスタンダード・カルノーサ、今年も秋口に球体のピンクの花を咲かせてくれました。

こちらは、ホヤ・オーストラリス・バリエガータのお花の様子。本来ならカルノーサと同じように球体になるのかと予想しますが、ペダンコができた時点でミーリーバグの被害に遭い、なんだか寂しいシルエットになってしまいました…。次回花が咲いた時点で、また報告します。

9月に赤い花を咲かせたホヤ・ブートニアエの様子。一度根腐れし、LECAを使った水耕栽培に切り替えたのですが、なんとペダンコが出現し、あっという間に開花しました。香りはフローラルというより、独特の黒胡椒みたいな香りがします。

最後に

2023年夏を過ぎたあたりの、現在のコーデックスの様子をレポートしました。塊根を持つコーデックスは、他の観葉植物とは違った魅力がありそれに伴ったお世話方法があると感じます。今後、この他の塊根がどう変化していくのか、冬を越した来年春あたりにレポートします。

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