【アトランタ観光】キング牧師の生まれ故郷!Martin Luther King Jr. National Historical Parkの4つの見どころ

黒人公民権運動に大きく貢献したキング牧師の生まれ故郷がアトランタ。ダウンタウンのすぐ東側には「マーティン・ルーサー・キング・ジュニア国立歴史公園」と歴史地区があります。アトランタ観光に見逃せないスポットの見どころをご紹介します。

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア国立歴史公園の場所とアクセス方法

アトランタダウンタウンから真東の方向に位置する歴史公園、歩いてでもアクセスできるほどの距離にあります。街を南北に分けるアーバーン通りをそのまままっすぐ歩くと、約20分の距離です。

路面電車MARTAのアクセスする場合は、パークプレースから東行きのATLSC線に乗り「キング歴史地区(King Historic District)」の停留所で下車。歴史公園の目の前なので、非常に便利です。移動時間は約12分です。

【1】ビジターセンター

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア国立歴史公園に着いたら、まず訪れたいのがビジターセンターです。大きなレンガ作りの建物で、メインキャンパスの中にある教会のような建物の真横に位置します。

アーバーン通りから見た場合、メモリアルホールが左、右側の建物がビジターセンターになります。到着した時点でまずこちらに訪れて、キング牧師の生家の無料ツアーの申し込みを行いましょう。ツアーは事前に予約ができず、先着順なので早く申し込んでおけばツアーに参加する可能性も高くなります。

ビジターセンターには、キング牧師の活動に纏わるさまざまな展示が行われています。奥には大きなトイレも設置されているので、休憩にもぴったりです。

キング牧師だけでなく、歴史地区にまつわるさまざまな資料も観覧できます。まずはここでツアーの予約を行っておくと、そのの時間に沿って見学時間を調節できますよ。

【2】キング・センター

ビジターセンターを後にして、続いて訪れたいのが「キング・センター」。アーバーン通りを渡った先の建物になります。こちらはキング牧師の妻であり、作家・、政治運動指導者であった「コレッタスコットキング」さんにまつわる展示を主に観覧することができます。

またメインエントランスから、2階の展示場に上がった際の景色もおすすめポイント。細長いプールと噴水、そしてその奥にどっしりと佇むキング牧師の墓標を見渡せます。

2階の展示場は2部屋に分かれており、ここでコレッタ・スコットさんの生い立ちなどを見ることができます。またアラバマ州モンゴメリーで、バスの中で白人に席を譲らなかったことがきっかけに知られ、“公民権運動の母”と呼ばれたローザ・パークスさんについての資料も展示してあります。

【3】キング牧師の生家

歴史公園内には、キング牧師が実際に生まれた家がそのまま残されています。こちらも同じアーバーン通り沿いにあり、歩いて数分の距離です。通りから見る家は状態も良く、しっかりと管理が行われている印象。ただ中を見学するには、あらかじめツアーに申し込む必要があります。

キング牧師が実際に生まれた家というだけあり、 このツアーは大変人気。時期にもよりますが、午後に訪れる場合は既にチケットがないケースが多いため、できるだけ午前中に訪れるのがおすすめです。ツアーは満員になった時点で締め切りとなり、画像のようなサインがインフォメーションセンターに置かれます。

【4】キング牧師の墓標

最後の見どころは、キングセンターの隣にある墓標です。大きなプールの中に置かれた墓標には、「ついに自由を得た」と記されています、

墓標の目の前に置かれているのが、赤い炎が揺らめくトーチ。青い空と青いプール、真っ赤に揺らぐトーチの炎が印象的です。ここにはベンチの数多く置かれているため、ゆっくりと墓標や炎を見ながら、キング牧師について思いを巡らせるのにもぴったりです。

最後に

1986年に、アフリカ系アメリカ人ではじめてアメリカ合衆国連邦祝日に制定されたキング牧師。彼の偉大な活動は。アメリカの都市の至るところで目にすることができます。そんな彼を身近に感じることができる場所が、この歴史公園。ポイントを押させて観覧すると、1時間弱で見て回ることができるので、観光プランにぜひ加えてみてください。

スポット情報

  • Martin Luther King, Jr. National Historical Park
  • 住所:450 Auburn Ave NE, Atlanta, GA 30312
  • 開館時間:9AM-5PM

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