【サンフランシスコ・グルメ】カストロの小さな中華料理店「Mama Ji’s」

パンデミック以前は店頭に常に行列のできる人気中華料理店として知られた「Mama Ji’s」。アクセスしやすい立地条件のカストロ地区にあるレストランでは、香港スタイルの飲茶と四川料理を提供するレストランをご紹介します♪

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ローカルに愛される飲茶＆四川料理店

2013年にオープン以来、店頭に行列の絶えないレストランが「ママ・ジズ」。女性オーナー、ジさんの名前から付けられたレストランは、以前はクレープが人気の小さなカフェでした。ジさんが店舗を引き継いだあとは、本格的な香港スタイルの飲茶と、ジさんの出身地である四川料理を提供しています。

もともとカストロ地区に本格的な飲茶を提供する飲食店がなかったため、オープンと同時に瞬く間に話題となりました。店内のスペースが限られているため、予約を取らずに店頭に置いてあるウェイトリストに名前を載せて待つスタイルが取られています。ミシュランガイドに「中華街以外で本格的な飲茶を楽しめる場所」として掲載された実績も持ち合わせていますよ。

「ママ・ジズ」へのアクセス方法

カストロ駅から徒歩圏内にある「ママ・ジズ」、ユニオンスクエアからはMUNIのアクセスが便利です。パウエル駅から改札をくぐり、南に向かう地下鉄は全てカストロ駅を通過するのでどの線に乗ってもOKです。約6分後に「カストロ駅」で下車し、ここからは徒歩でマーケット通りを真っ直ぐ西に3ブロック歩き、ユーリカ通りを左折しましょう。1ブロック先の18丁目を左に曲がると右手にレストランが見えてきます。カストロ駅下車後に歩く時間は約5分です。

外観の様子

こじんまりとしたレストランは、正面中央にエントランスがあり、両脇に出窓がある外観です。店頭にテーブルがふたつありますが、歩道脇にパークレットテーブルはありません。

混んでいる場合は、ウェイトリストボードがエントランスにぶら下がっているので、ここに名前を記入して順番を待ちます。

内観の様子

こじんまりとした店舗の中はこのような感じ。現在はテイクアウトとデリバリー用に、メインエントランスを入ってすぐの場所にデスクが設置されています。店舗奥にカフェの名残であるカウンター、さらにその奥にキッチンがありますが厨房の様子はテーブルからは見ることはできません。

パンデミックの影響でテイクアウトを中心に営業を行っていたためか、レストランの店内には段ボールが積まれているのが見え、どちらかというと殺伐とした雰囲気。また、換気用の窓はエントランスのみとなります。

メニューはこんな感じ

ここからは今までオーダーしたおすすめメニューをご紹介します。店内飲食用のメニューは紙製で、着席すると持ってきてもらえます。飲茶は午前中のみの提供で、夜は四川料理を中心としたメニュー展開。他の中華料理店に比べてベジタリアンメニューが多いのも特徴です。

まずは四川料理を代表するカンパオチキンの豆腐バージョン「カンパオ豆腐」。シャキシャキとした野菜の食感と、ソースの味に深みが特徴です。ピリッとした辛さにカシューの濃厚な味と食感が良く合います。

手前が「青梗菜のにんにく炒め」。程よい硬さの青梗菜は、緑がきれいな上、食べ応えも抜群。あまりニンニク臭さはありません。シェアして食べるのにもぴったり。

Veg. Noodles w Chili Bean Paste USD13.75

手前が「ベジタリアン・ジャージャー麺」。個人的にはソースがちょっと甘いような気がしましが、麺と絡んで美味しく食べられます。使われる野菜が、冷凍食品でよく見るキューブ状のニンジンとグリーンピースなのがちょっと残念ポイントですが、麺がもちもちして食べ応えは抜群！挽肉が入っていない分クセがなく、食べやすいのもおすすめポイントです。