ハロウィーンも終わり、冬時間もがはじまったアメリカ。サンフランシスコ市内のトレジョでも秋・冬用の商品が徐々に出始めています。2022年10月〜11月あたりに登場した新商品をご紹介します♪
【1】ブルグル小麦ピラフ（USD3.49）
10月中旬に冷凍食品コーナーに登場したのが、このブルグル小麦を使ったブルグル小麦ピラフ。400g入りでお値段3.5ドル。原産国はイタリアです。ブルグル小麦とは、デュラム小麦などを粉末にせず、全粒のまま湯通しした後に挽き割りしたもので、精製加工がない分より栄養分は高いのだそう。食感が気になり、購入してみました。
開封した様子がこちら。粒状のブルグル小麦とソースの素が冷凍した状態で入っています。原材料は多い順から「調理済みブルグル小麦（水、ブルグル小麦）→バターナッツカボチャ→フェタチーズ→フライドオニオン」。油は、抗炎症食品として最近注目されるエクストラバージンオリーブオイルが使用されています。
加熱方法はレンジで温めるか、フライパンで炒める方法が推奨されています。また8時間の自然解凍で、そのまま食べることもできるよう。耐熱容器に入れて蓋をし、レンジで2分ほど温めます。
温めた後の様子。バターナッツスクワッシュのほのかな甘みが意外と前面に出ており、ブルグルのふわふわ感とフェタチーズのしょっぱさによく合います、タイムのハーブと良く合うおいしさ。これをメインというより、サイドとしてプロティンに合わせると組み合わせを楽しめそう。リピはありです！
【2】ヴィーガン・サルモネスク・スプレッド（USD4.29）
10月上旬に登場したのが、サーモン味ヴィーガンスプレッド。どのくらいサーモンなのか気になって購入してみました。内容量は227gで、お値段は意外とお高めの約4.25ドルです。
パッケージデザインはこのような感じ。トレジョらしい明るくてポップな印象。原材料は多い順に「乳製品不使用代替クリームチーズ→塩→クエン酸ナトリウム→クエン酸（酸味料）→乳酸」。原産国の記載はありません。サーモンの味わいは、燻製調味料が使われているようです。
トレジョの公式サイトによると、こちらが初の植物由来シーフード商品のよう。テクスチャーはこのような感じ。クリームチーズのような滑らかさが再現されており、刻んだディルと酸味と塩気のあるケーパーが効いた、まさにスモークサーモンディップの風味です！かなり再現性の高い商品なので、ヴィーガンの方には需要がありそう。個人的には原材料リストが長く、クリーンラベルじゃないところが気になるのでおそらくリピはなし。
【3】ブロッコリーフライ（USD2.99）
10月中旬に登場したのが、このブロッコリーフライ。ヘルシーなんだかジャンクなんだかよく分かりませんが、今までブロッコリーフライを食べたことがなかったので、購入してみました。内容量は40グラム、お値段約3ドルです。
原材料は3つのみ。「ブロッコリー→ライスブランオイル→食塩」。ジャンクフードですが、シンプルラベルです。開封した様子がこちら。パッケージの写真はポテトフライのように立派ですが、実際のフライは細くて小さめ。繊維を全く感じない粉っぽい質感なので、おそらく粉末を形成したのでは？と感じます。
味は塩分控えめで、ブロッコリーの青臭さを感じます。振り切ってないジャンクフードと言った感じ。子どものおやつというより、大人向きです。フライという時点で、健康志向の人はおそらく敬遠するだろうし、ジャンクフード好きならきっと選ばない味付け…。需要がどの辺りにあるのかいまいち分かりませんが、このような味が好きな方には良さそう。個人的に、リピはなし。
【4】予想外熟成チェダーチーズスプレッド（USD4.99）
10月上旬に登場したのが、この熟成チェダースプレッド（Unexpected Cheddar Cheese Spread ）。一体何がどう予想外なのが気になったので購入してみました。
パッケージデザインはこのような感じ。内容量は255グラム。お値段約4.5ドル。原材料は多い順から「チェダーチーズ→水→低乳糖ホエー→バター→ホエー」。原産国の記載はありません。
蓋を開けると、透明のフィルムが貼れられています。それと取り外した状態がこちら。ポンプで充填された跡が真ん中に残っています。
まず質感ですが、意外と硬め。スプレッドというより柔らかめのチーズといった感じです。味の方はというと、ガツンとした塩分の主張をまず感じます。味はまぁコクのあるチェダーチーズと言った感じ。何が予想外なのか、結局よく分からず仕舞いです。ただ、チーズをスライスする手間がなく、サンドイッチやクラッカーなどに使えるのは便利。個人的には塩分が強いため、リピはおそらく無し。
【5】シラー・ソークド・トスカーノ（USD4.99）
11月上旬に登場したのが、シラートスカーノチーズスプレッド。内容量213グラム・お値段は約5ドルです。熟成チェダーと容器は全く同じですが、こちらの方が内容量が少なく、お値段は割高。原産国の記載はありません。
パッケージデザインはこのような感じ。公式サイトによると、熟成されたパルメザンチーズにシラー・ワインをブレンドしたチーズなのだそう。原材料は多い順に「トスカーノチーズのシラーワイン漬け→クリームチーズ→クリーム→チーズ培養物、食塩」。トスカーノという単語とフランスとオーストラリアが主な原産国のシラーワインから原産国が気になりましたが、記載はありません。
開封した様子がこちら。前述した熟成チェダーに比べると、質感は柔らかめでこれならディップとしても使えそうです。原材料を見るとパセリが入っており、見た目が華やかでハウスパーティーなどに良さそうです。
ハードブレッドに塗った様子。香り的には、そこまで白ワインを感じません。質感はクリーミーですが、おそらくガーリックのシャキシャキとした質感とボソボソっとしたチーズの質感がブレンドされています。リッチなので、チップスなどのディップにも良さそう。チーズなので、こちらの塩分の主張も強めです。もうちょっとワインの風味が効いていたらよかったのに、と感じます。
最後に
2022年秋に登場したトレジョの新商品を5点、ご紹介しました。今回はハウスパーティに使えそうなディップ系が多く登場した感じがします。店頭には11月終わりの感謝祭を控えて、そろそろホリデーシーズン商品が店頭に並びます。おもしろそうな新商品に出会ったら、年末あたりにレポートします♪
関連記事
