サンデー・ギャザーの場所とアクセス方法
サンフランシスコ市内から南にあるベイビュー地区。この地区のメイン通り「3丁目」沿いにあるのが、「サンデー・ギャザー」です。ベイビュー地区は市内から離れており徒歩圏内ではありませんが、ユニオンスクエアからはパウエル駅から公共交通機関「MUNI」KT線に乗り、「ハドソン・イネス」駅で下車をすると、通り向かいにレストランがあります。移動時間は約40分程度です。
店舗の外観と周辺の雰囲気
3丁目とハドソン通りの角から見た店舗の様子。バルコニー付きの建物は、どことなくハワイを思い起こさせるようなレトロな雰囲気です。一階の店舗部分が紺色のペンキで塗られており、目立つ黄色のフォントで、ハワイアン・バーベキュー、ベーカリー、ボバの文字が描かれています。
店舗に入る三丁目沿いのメインエントランスは閉まっていますが、真隣にある中庭に続くゲートが開いています。一見わかりにくいのですが、通り沿いのドアにサインが書かれています。
都心から離れた場所だけあり、周辺は歩道と車道も広く人通りもそれほど多くありません。日中大通りを歩く分には問題ありませんが、閑散としているため散策は3丁目を南に歩く方法がおすすめ。また、サンフランシスコでも人気の園芸店「Flora Grubb Gardens」までは歩いて数分の距離です。
内観と雰囲気
中庭を入ると右手にウッドデッキがあり、ここでオーダーをする仕組みになっています。一応オーダーカウンターはありますが、基本はQRコードをスキャンして、各自支払いを済ませます。
オーダーを済ませたら、あとは中庭の好きなテーブルに座りましょう。ここの中庭は日差しを避けるものがないので、天気の良い日であれば帽子やサングラスなどがあると便利です。
中庭には、いくつかの木組みのプロットが設置されており、ここで野菜やハーブの栽培などができる段階まで準備されています。
メニューとオーダーしたもの
サンデー・ギャザーのメインはハワイごはんで、ハワイ名物のロコモコ・スパムむすび・バーベキューなどを基本に、ラオスやアメリカのメニューが融合されたヒュージョンスタイル。飲み物は、サンフランシスコ発のタピオカドリンク「ボバ・ガイズ」を販売しています。
2022年6月現在、店内への立ち入りはできず主にキッチンとして使用されています。かなり大きなスペースなので、今後は改装されて店内でも食事ができるようになるかもしれません。なお、オーダーした料理は全てテイクアウト容器に入れて渡されます。
今回オーダーしたのが、定番メニューの「ロコモコ・カツ」。ロコモコは通常ハンバーグのパティが使われますが、こちらは薄切りのチキンカツ。サイドは、定番のマカロニサラダです。
卵は黄身がトロリとしており、なめらかな食感。ここに付属の炒めにんにく味のグレービーソースを掛けていただきます。ハワイ定番の味ですが、グレービーソースの量を調節できハワイで食べるよりあっさりとした上品な味わいです。
ラオス料理の「ナム・カオ」。フィッシュソースで味付けしたカリカリの炒飯は、ライムを掛けるとタイ料理ともまた違った味わい。レタスの葉と香菜が付いてくるので、こちらに包んでいただくとあっさりと爽やか。まさにサラダ感覚でいただけます。あまりサンフランシスコでも見かけないラオス料理を、ピクニックのように開放的なガーデンのような空間で楽しめるのが魅力です。
最後に
市内から離れた場所だけあり、ゆったりとした屋外スペースが魅力の「サンデー・ギャザー」。ハワイごはんだけでなく、パンケーキやラオスごはんなどいろんな味を楽しめるのも魅力です。あまり観光客が出向かないエリアだからこその穴場スポットとしておすすめです!
店舗情報
- Sunday Gather
- 住所:4100 3rd St, San Francisco, CA 94124
- 営業時間:11am-5pm