サンタクルーズ発のフォースウェーブコーヒー「ヴァーヴ・コーヒーロースター」。カリフォルニア州と日本に15もの店舗を展開する筆者のお気にりカフェ、今回はL.Aマンハッタンビーチにある開放的な店舗をご紹介します♪
ヴァーヴコーヒー・ロースターの魅力とこだわり
サンタクルーズに拠点を置く「ヴァーヴ・コーヒーロースター」。他のロースターを大きく違うのは、世界各地にある現地のコーヒー農園と直接取り引きを行う経営方針にあります。コーヒー農園と直接取り引きを行うことで、公正な価格取引きを促進するほか、それぞれの農園が継続維持できるようなサポートを行い、経営環境の向上やコーヒー豆の原種の保持に取り込んでいます。
ただコーヒー豆を仕入れるだけでなく、今後ずっと長きに渡ってお付き合いできるような環境作りを整え、長い目で見てお互いが助け合えるような関係を築く。このような新しいスタイルは「フォースウェーブ・コーヒー」と呼ばれ、現在サンフランシスコ近辺を中心に徐々に確立されてきています。サンフランシスコでは現在、このフォースウェーブと呼ばれるロースター&カフェが増えてきており、徐々に浸透しつつある段階。2022年1月現在、ヴァーヴコーヒーはカリフォルニア州に11店舗、日本に4店舗のカフェを展開中です。
ヴァーヴコーヒーへのアクセス方法
カリフォルニアらしさ満点のヴァーヴコーヒーカフェ、これまでにL.Aダウンタウン・サンフランシスコの2店舗をご紹介しましたが、今回訪れたのがL.Aのマンハッタンビーチにある店舗。ロサンゼルス国際空港からすぐ南にあるマンハッタンビーチは、あまり観光地化されておらず、比較的のんびりとした雰囲気なのが魅力。
L.Aダウンタウン方面からは、西に向かうメトロ「J」線に乗って南下しバスで西方面に向かうことができますが、乗り換えが数回あるためシェアライドやタクシーで向かう方法が便利です。
外観と周辺の雰囲気
「メトロックス」と呼ばれる屋外モールの一角にあるカフェ、ピアに続く「マンハッタンビーチ・ブルバード」沿いという大変良い立地条件です。真っ直ぐに進むとビーチに続く通り沿いだけあり、人通りの絶えない賑やかな一角で、通りに面した店舗を囲むようにパティオ席が置かれ、周辺に住むローカルや観光客で賑わっています。
マンハッタンビーチ自体高級住宅地が立ち並ぶ治安の良い場所で、日中であれば1人で散策しても特に問題はありません。椰子の木が続くこじんまりとしたL.Aらしい開放的なエリアは、観光にもぴったりです。
カフェの内観
通りにあるエントランスから見た店内の様子。奥の壁沿いにカウンターが設置されたこじんまりとした広さで、飲食スペースはほぼありません。ガラス張りの店内は通りからの自然光がたっぷりと差し込む明るい雰囲気。白と木彫を基調にしたナチュラルで清潔感がある内装が施されています。
ビーチタウンという立地条件か、他の店舗と比べると観葉植物の数が少なく、より開放的な雰囲気。ここのカフェは内装を楽しむというより、屋外のパティオ席で通りを眺めがらビーチタウンの町の雰囲気を楽しむのにより向いています。
オーダーしたもの
まずはメニューとオーダーシステムの様子。コーヒーカウンターにメニューがあり、こちらから欲しいものを選んでオーダー・支払いを済ませた後、番号札を貰います。店頭にペーストリーが置かれたショーウインドウがあるほか、オートミルクで作られたヴィーガンソフトクリーム・サンドイッチ・トーストなどを販売しています。
訪れたのが午後遅くだったため、今回はカプチーノを見送り「ドラフトコンブチャ」をオーダー。ヴァーヴコーヒーオリジナルのガラスコップのデザインが映えます。シュワシュワした微炭酸コンブチャは、生姜の効いた爽やかな味わいで、強い日差しの気候にぴったり。リフレッシュに最適の一杯です。ちなみにこちらのコンブチャは「Booch Better」のもの。
続いて店舗で手作りされるオートミルクの「ヴィーガンソフト」。バニラ味なのに薄茶色なのは、バニラビーンズを贅沢に使っているからだそう。甘さが控えめで、こちらもリフレッシュできますが濃厚さがいまいちと言った感想。ソフトクリームというよりどちらかというとシャーベットに近い感覚です。
最後に
眩しい日差しが印象的なマンハッタンビーチのヴァーヴコーヒーのカフェをご紹介しました。青空がよく似合う雰囲気のよいカフェは、空港からもほど近いのでレンタカーで向かうのにもぴったり。ぜひ立ち寄って、ここでL.Aらしいゆったりとした時間を過ごしてみてください♪
店舗情報
- Verve Coffee Roasters
- 住所:451 Manhattan Beach Blvd, Manhattan Beach, CA 90266
- 営業時間:7AM-6PM