発生は7月28日の早朝
7月28日の朝早くサンフランシスコ市内SoMa地区で、大きな火災が発生しました。場所は14丁目とフォルサム通りのブロックで、発火後隣接する6練の商業施設に引火したのち、鎮火しました。
通報があったのが朝6:30am頃で、筆者は朝7時すぎに朝ランのために、北方面にあるミッション・ベイ地区にいたのですが、そこからも激しい勢いで煙が上がっているのを目撃。そのまま16丁目に沿って火事方向に向かうと、15丁目から先は交通規制がかけそこから先に行くことはできませんでした。
6練の商業施設が全焼
15丁目で火事の様子を見守っている人たちに「火の手はどこから?」と聞いてみると、自動車整備施設ということ。フォルサム通りには、オーガニック食材を扱う「レインボーグローサリー」があって心配だったのですがそこは大丈夫だった様子。
全焼した建物の様子
次の日(7月29日)の朝、朝ランのコースを変え再び火事現場まで戻ってみると、イーリー通りとサウス・ヴァンネス通りから火事現場の様子を見ることができました。消防隊の方々が作業を行う中、近くに寄ってみると真っ黒に焦げた建物の残骸が。
通りではレポーターが、消防署からの会見を待っている状態。記者会見の席が設けられていることからも、いかに大きな火事であったかが分かります。無事に鎮火されたものの、出火原因はまだ調査中とのこと。サンフランシスコでは5月末にフィッシャーマンズワーフの埠頭で大型の火事があったばかり。
乾燥している今の時期は山火事が起こりやすいのですが、市内でも十分気を付ける必要があります。今回の規模は大きかったものの、死傷者は無く、消防隊の1人の負傷と飼い猫が1匹行方不明になるという最小限の範囲で収まったのが不幸中の幸いと言えます。
この火事の詳しい情報と様子は、こちらのローカルニュース動画をどうぞ。